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マジで最高です!(๑•̀ㅁ•́ฅ✨良ければ続きも見たぁーい! フォロー失礼しますm(_ _)m
俺の耳が聞こえないのは いつからだったろうか。 あぁ、
生まれた時からだ。
今日は母の都合で 転校する日だった。 あまりにも慣れない景色。 何一つ音のしない世界。 そんなのもう慣れっこだ。 周りには俺の知らない奴らが 楽しそうに話している。 別に羨ましくなんか無い。 だって、そう言う 体で生まれてきたんだ。 もう仕方がない。 そう思いながら俺は 学校に向かった。
<先生 転校生を紹介する。
少し不安だった。 怖かった。 そしたらドアが開き、 教室に入る。 みんながみんな俺の事を見て 少し足を震わせた。 緊張しているのか、 怖いのか。 いや、どっちも かもしれないな。
先生)紹介する。
時間が経つに連れて 昔の頃の記憶が蘇る。 ずっと孤独でずっと 独りぼっちだった。 そう、それが
先生)ミンユンギだ。
この俺だ。
俺は鞄に入っていた ノートを取り出し、 サササッとシャーペンで 書く。
「ミンユンギです。 僕は耳が聞こえません。 なので話したいことは このノートに書きます。 ごめんなさい。」
それを見せると唖然とする 生徒たち。 このHRは静かに 終わっていった。
先生は手話を知っていて 僕にあの奥の席に座るよう 言われた。正直どこの 奥か分からなく聞いてみると、 じっとこっちを見ている 茶色がかった髪のやつの隣。。 雰囲気的にあまり真面目そうな 奴には見えないけど とりあえず隣に座った。
ユンギ
俺が軽く会釈をしたら 無視して 下を向いて何かし始めた。 はぁ、とため息をついて 俺は結局前を向いた。 そしたら彼はポンポンと 俺の肩を叩く。
ユンギ
テヒョン
よろしくね! 僕の名前はキムテヒョン。 テヒョンって 呼んでくれていいからね! 仲良くなれるといいね!
やけに語尾がねと びっくりマークで 終わっているのが気になったが 俺なんかにも 優しくしてくれる奴なんだな と軽く笑った。
ー授業中ー
ユンギ
俺が真面目に黒板を 板書していると またテヒョンが 肩を叩いてきた。
ねえねえ! 何が好き??
文脈を捉えることが難しい。 もう少し具体的に 質問が出来ないのか? とりあえず俺も返した。
今は授業中だぞ? しっかり授業受けろ。
そう送るとしょんぼりした顔で 授業を受ける。 もう少しオブラートに 包んで言った方がよかったか? そして俺は横を見た。 ん? びっくりして俺は二度見したが 状況は変わっていなかった。 テヒョンは気持ち よさそうに寝ていた。 こいつがすることには 理解ができない。 まるで四次元だ。 とりあえずテヒョンを 起こそう。
ユンギ
テヒョン
声を出すとおかしく 思われるので 揺らすしかなかった。 こういう時に 耳が聞こえないのは不便だな。
テヒョン
ユンギ
何故かため息は 無意識に出てきた。
ユンギ
ユンギ
ユンギ
テヒョン
テヒョン
テヒョン
ユンギ
、、、 やけに視線を感じる。
モブ子
ーお昼休憩ー
モブ子
ユンギ
テヒョン
ユンギ
ユンギ! 呼ばれてるよ!
ユンギ
ユンギ
(流石にありがとうの 手話くらい分かるよな。)
テヒョン
モブ子
そして俺は 手を引っ張られる。
ガチャンッ
モブ子
モブ子
ユンギ
何を言っているのか 分からなくて 俺はこの女子高生が 話しているのを ずっと黙っていた。
モブ子
モブ子
ユンギ
いきなり、蹴られた? え、やだ、、怖い… 嫌、、
モブ子
モブ美
モブ乃
モブ美
モブ子
モブ美
モブ乃
ユンギ
モブ子
モブ子
モブ美
モブ乃
ユンギ
女子なんかに 殴られ蹴られ、 情けないな俺。
モブ乃
ユンギ
モブ美
モブ美
ユンギ
モブ子
何を言っているのか 分からない。 だから余計怖い。
モブ子
モブ美
モブ乃
あの女子達がいなくなった後 俺は過去を思い出した。 辛くて辛くて 耐えられなかった。 そしたら過呼吸になって 上手く息ができないっ!
ユンギ
それと同時にドアが空いた。 目の前にはテヒョン? 視界がぼやけて よく分からなかった。
テヒョン
テヒョン
ユンギ
テヒョン
ユンギ
テヒョンが今何を言ってるのか わからない! も、もうだめだ、、、
ユンギ