王子は火のように怒り庭を一晩中守りました。
しかし眠気に落ちてしまっていた間その女性がまた花を折ってしまいました。そんな夜が数日続き、やがて王子は女性に関心を持つようになり監視するフリをしながら女性が立ち寄る姿を見守っていました。いつの間にか王子はその女性が来るのを待つようになりました。
ある日王子はマントに身を包み女性を追いかけました。すると貧しくて病弱な女性が花を売って生計を立てていることを知りました。
王子はその女性を助けたいと思うようになりました。自分が知っている花を育てる方法や美しい花を開発する方法も教えたいと思っていました。しかし王子は女性の前に姿を現すことができませんでした。醜い姿をした自分を恐れ愛さないと思っていました結局王子ができることは女性がずっと庭にこれるように花を植えて育てることだけでした。
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