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お嬢様の気持ち。

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お嬢様の気持ち。

第1話 - お嬢様の気持ち。

107

2018年05月07日

#ホラー

ジヒョペンなな❤︎

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※これはホラーではありません。とても裕福で幸せそうなお金持ちのお嬢様。もしかしすると、辛いことがあるかもしれません。私はお金持ちじゃないからわからないけど、こんなことがあってもおかしくないかもしれません。もし同じ目、似たような目にあっているという方は、いいねを押してください。できれば、1人１つでお願いします。

私は美結。さっきいじめられそうになったところを、お金持ちのお嬢様、親が有名会社の社長ということで有名な井森美月さんに助けてもらった。

富岡美結

あの、美月さんっ

井森美月

何？

富岡美結

さっきは、ありがとうございます。

井森美月

あぁ、あれは当然のことよ。私ね、あんなことを見て見ぬ振りをしている人大嫌いなの。いじめている人もだけど。お互い助け合う仲間があんな目にあっているのに、無視するなんて、信じられないわ。

富岡美結

美月さん。。。

井森美月

何で、美月さんって呼ぶの？

富岡美結

え？お金持ちこお嬢様だから、、、です。

井森美月

さっきも言ったように、私たちはお互い助け合う仲間。大切な友達よ。あなたは友達にさん付けして、敬語で喋るの？あなた、そんな真面目ちゃんだったっけ？

富岡美結

え、ち、違います。

井森美月

でしょ？なら、私のことは、みつきでいいわ。未宇。

富岡美結

うん、み、美月。

井森美月

はぁ、どうしてお嬢様ってだけでこんな特別扱いされるのかしら。おかげでお互い呼び捨てで呼び合う友達なんて未宇で初めてよ。

富岡美結

え、そ、そうなの？

井森美月

あのね？私、幸せなことだらけじゃないのよ。

富岡美結

そうなの？

井森美月

小さい頃、私はピアノをしていたの。発表会の時私が緊張して引けなくなっちゃって。そしたら家でママにこっぴどく叱られた。ピアノも捨てることになったの。

富岡美結

えぇったったそれだけで！

井森美月

そうよ。でも私、ピアノが大好きで。絶対に捨てないって言ってた。いつもちょっと言ってすぐ引くんだけど、これだけはって。私は部屋に連れていかれた。部屋で泣いてると、お父さんが帰ってきて、話を気合いてもらうと、お父さんも一緒に説得してくれた。

井森美月

そして、弾くときはママに許可を取るという条件で捨てずにすんだの。

富岡美結

よかったね！

井森美月

うん。使いたちはママに言いなりだし。私が何言おうと、ママの意見が優先されるのよ。ねぇ、美結は、パパとママ、どっちが酷いイメージある？

富岡美結

えっと、お父さん..かな...

井森美月

そうよね。みんなそういうわ。だけど、私の家は、ママが厳しいの。パパは、有名会社の社長ってだけで、中身は普通のお父さんなの。

富岡美結

そうなんだ

井森美月

私が伝えたいこと、何かわからないでしょ？

富岡美結

う、うん。

井森美月

つまり、私が伝えたいのは、お金持ちは、みんな裕福で何でもできるってわけじゃないのよ。あと、お金持ちだからって、特別扱いしないで、普通の人と思ってしたって欲しいの。私だって、両親の地位は高いけど、私は普通の人なんだから。