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![本音 愛音[kaede 所属]](https://lh3.googleusercontent.com/FlXcBBwHLQnOmlSGqMxYad_whfNQsgFf0rF4ojg3AGurSEsdoLY1xgcZOe8VeyKyXQXSjHLdCzIjRe-KkUmVsw=s100){kind=small}
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今から約2年前
施設に入った頃のお話.......
神妻さん
菜穂ちゃん
神妻さん
明日、転校初日だね
神妻さん
緊張してる？こんな中途半端な時期だし
中学2年の２学期から私は
施設の近くの中学校に転校する
菜穂
大丈夫です！
菜穂
昔から転勤族なので
菜穂
慣れてます
私は、小学校も2回転校していて
しかも、新しい環境が新鮮な感じがして
正直、転校は嫌いじゃなかった
神妻さん
そう
神妻さん
友達出来るといいわね
～次の日～
胸がくすぐったい
先生
転校生を紹介します
先生
挨拶して
菜穂
はい..
うぅ声が震える
菜穂
○○中学校から来ました
菜穂
博田 菜穂です
菜穂
よろしくお願いします
先生
1番後ろの席ね
菜穂
はい
～昼休み～
なな
ねえ、菜穂って呼んでもいい？
菜穂
えっ、うん！！
なな
私、なな
りな
私はりな
クラスメイト
私は...........
～帰宅～
菜穂
ただいま〜
神妻さん
おかえり〜
神妻さん
どうだった？
菜穂
友達いっぱい出来たよ〜
最初に声をかけてくれた子のグループに入れてもらい
毎日楽しいはずなのに
胸の中で何かが引っかかっていた
楽しいのに
なんだろう
疲れる......
笑うのも疲れる
学校行きたくない
笑いたくない。関わりたくない。
初めての感覚だった
菜穂
きっと慣れない環境で疲れてるんだ
菜穂
1日休めば大丈夫かもしれない
この判断が甘かった.......
馬鹿な私
この1日が
私の残りの中学生活をめちゃめちゃにしたのだ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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