/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
YUZUHA
うぅ…
YUZUHA
どうしよう…
YUZUHA
迷子になっちゃった…
ラトハ
あ、YUZUHAさん
YUZUHA
あ、ラトハ！
YUZUHA
実は迷子になっちゃって…
ラトハ
そうなの？
ラトハ
家近くだからうちで休んでく？
YUZUHA
いいの！？
YUZUHA
ありがとう！
ラトハ
YUZUHAさんはここで休んでて
ラトハ
食べ物持ってくる
YUZUHA
迷子になっちゃっただけなのに
YUZUHA
ここまでしてくれてありがとう…！
ラトハ
……うん
YUZUHA
…あの
YUZUHA
レラとラトハって兄弟なの？
ラトハ
兄弟じゃなくて…
ラトハ
同居人かな
YUZUHA
そうなの？
ラトハ
うん
レラ
…ラトハ
ラトハ
レラ？
レラ
着いてきて
ラトハ
…うん
ラトハ
YUZUHAさんはここで待っててね
YUZUHA
うん！
YUZUHA
……暇だな
YUZUHA
なんかないかな？
YUZUHA
これは…
YUZUHA
魔法図鑑…？
YUZUHA
わ、すごい！
YUZUHA
魔法を覚える方法が載ってる！
YUZUHA
…回復魔法
YUZUHA
使えるようになったらボスを……
YUZUHA
助けられるかも！！
YUZUHA
…でも
YUZUHA
お腹空いちゃった……！
YUZUHA
リビングに行こ！
ドアを開けようとする。
YUZUHA
え…うそ
開けようとするかドアが開かない。
YUZUHA
うおおおお！！
YUZUHA
ダメだ…力入れてもびくともしない
ラトハ
ただいま
YUZUHA
わっ！！
YUZUHA
あ、あの…お腹すいちゃって…
ラトハ
そっか
ラトハ
今すぐ持ってくるね
ラトハ
レラはYUZUHAさんと一緒にいてて
レラ
了解！
YUZUHA
あ、あの…
レラ
どうしたの？
YUZUHA
えっと…ラトハとレラって魔法使いなの？
レラ
……
YUZUHA
こ、答えられなかったら答えなくてもいいよ…？
レラ
YUZUHAちゃん…
レラ
僕とラトハの過去を聞いてくれる？
YUZUHA
う、うん…！
ラトハとは古くからの親友だった
ラトハ
僕たち、もう終わりなのかな
レラ
…そうだね
小さい頃住んでいた町を…
ブラックが今住んでいる町の住民にめちゃくちゃにされた
辛くて、悲しくて…
復讐したい。でも“どうせ”無理だから…
自○しようとした
でもその時
おじさん
君たち、復讐したくない？
おじさん
私はこういう者だ
おじさん
辛くて復讐したい人を改造して助けてるんだよ
ラトハ
…！
ラトハ
改造されてでも…復讐したいです
レラ
…僕も！
おじさん
じゃあ、ついてきてね
おじさん
…こうすれば
おじさん
終わった
おじさん
変身したい時はしたいと思えばできる
レラ
あ、ありがとうございます
ラトハ
ありがとうございます
ラトハ
あの、おじさん…
おじさん
なんだい？
ラトハ
僕達って…強いランキングに乗れますか？
おじさん
何を言ってるんだよ
おじさん
乗れるにきまってるよ
おじさん
さ、復讐してきなさい
ラトハ
はい！
レラ
わかりました
YUZUHA
……え
YUZUHA
うそ…
YUZUHA
復讐なんて…
レラ
僕たちは復讐できてるから
レラ
あのおじさんに感謝してる
YUZUHA
感謝しちゃダメだって！！
ラトハ
なんで？
YUZUHA
…え
YUZUHA
だって！！
YUZUHA
復讐したいからって…
YUZUHA
頼っちゃダメだよ
ラトハ
……うるさい！！！
ラトハ
黙れ！！！！
YUZUHA
……
ラトハの言葉使いにびっくりした。
普段使わなさそうだったから
YUZUHA
……えっと
ラトハ
黙れ…黙れ…
YUZUHA
わかった…
ラトハ
…僕の名前はラトンデン
YUZUHA
……！？
ラトハ
びっくりした？
レラ
僕はレラードだよ
YUZUHA
……うそ
ラトハ
僕たちは世界で強いランキング、3、4位だよ
ラトハ
ほんとは1位だったけどね
YUZUHA
……っ
レラ
じゃあ、戦ってみる？
YUZUHA
え！？
後編に続く…
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
