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あかり
ある夏の夕暮れ、友達のあかりがそういった
美咲
あかり
あかり
あかり
あかり
美咲
美咲
あかり
あかり
美咲
あかり
あかり
あかり
あかり
美咲
あかり
あかり
美咲
あかり
あかり
美咲
あかり
美咲
美咲
あかり
美咲
あかり
あかり
美咲
あかり
美咲
美咲
あかり
あかり
美咲
美咲
あかり
あかり
植物園の入り口は錆びた鉄の扉で閉ざされていたが、 少し力を入れれば開くことができた
美咲
あかり
美咲
中にはいると、そこは大きな温室のようになっていて、 部屋の中は夕日に照らされ赤く染まっていた
部屋中に植物を植えていた跡が残っているけれど、 それらはすべて枯れてしまっていた
まあ、誰も面倒みてないんだから当たり前だよね
あかり
美咲
あかり
あかり
あかりが指差した先には、何かきらきら光るものが落ちていた
美咲
美咲
美咲
美咲
あかり
あかり
上を見上げながら後ろに下がっていたあかりが何かにつまづいて転んだ
美咲
美咲
あかり
あかり
あかりは枯れた草の上に転んだのだが、 草を避けてみると、何か鉄の板のようなものが見えた
あかり
美咲
あかり
あかり
それが扉だとしたら、場所が変だった
それの表面は枯れた草が覆っていたが、ちゃんと手入れして 緑が生い茂っていた頃なら、ここは完全に隠されてしまっていただろう
そんな出入りしにくいところに扉を作るだろうか?
……だけど、枯れ草を掃ってみると、やはりそこにあったのは扉だった
美咲
あかり
美咲
美咲
あかり
美咲
あかり
あかり
美咲
美咲
そうして私たちは扉を開けようとした……のだが
あかり
あかり
美咲
あかり
美咲
あかり
あかり
美咲
あかり
美咲
あかり
美咲
あかり
あかり
美咲
あかり
そう言ってあかりはトイレに走っていった
待っている間、特にすることもないので、ぶらぶらと建物の中を見てまわる
そんなに大きな建物ではなかったので、数分で見終わった
ふと、植物園が営業していても、この大きさならそんなに 見るものはなかったんじゃないか、という気がした
美咲
美咲
そんなことを考えながら戻って来た
美咲
美咲
……なんとなく不安になって、私もトイレに行ってみることにした
美咲
外から声をかけたけど、しんとしている
なんであかりは返事をしないんだろう?
美咲
美咲
個室の扉を全部開けて確かめたけど、誰もいなかった
行き違ったのだろうか?
あかりが出てきていたら姿が見えそうなものだけど……
トイレの外に出て、あかりのことを探しに戻ることにした
美咲
美咲
先ほど閉まっていた地下への扉が開いていたのだ
美咲
私が建物を見ている間にあかりが先に戻ってきて、 扉が開いていることに気づいて入った……?
美咲
美咲
でも、どこにも姿が見当たらないし、可能性があるのはここだけだ
美咲
美咲
一応、声をかけながら中に入る。……でも、返事はない
中は真っ暗だ
私はポケットからスマホを取り出してライトをつけた
すると、奥の廊下の先に何かが見えることに気づいた
美咲
私はそちらにライトを向けてみた
美咲
それは、あかりだった
あかり
けれど、その全身は植物のつるのようなもので覆われていた!
続く