陽介
なあー
菜々子
ん?
菜々子
どしたあー
陽介
お前さ
陽介
元修院家の薔薇ってやつ知ってるか?
菜々子
もとしゅういんけ?
陽介
ばか
陽介
がんしゅういんけだよw
菜々子
ああ、がんねw
菜々子
んで、それがどしたん?
陽介
ネットで見つけた画像と話なんだけどさ
菜々子
うん
陽介
その元修院家には一輪の薔薇が大広間に飾ってあったんだって
菜々子
へー
陽介
その薔薇を見た者は幸せになるという伝説があったらしい。
陽介
でも、人々はその薔薇の欲しさに薔薇を所持している元修院家の一家を殺したんだって
菜々子
え!
陽介
そうして人々は薔薇を手に入れたんだ。
陽介
でも何故だがその日からその薔薇は逆に不幸せを呼ぶ薔薇になってしまったんだ。
陽介
何故かと言うとその薔薇を見た者は全員死んだんだってさ。
陽介
ある人は元修院家を殺した祟りが起きたんだ。と言ったらしい。
菜々子
怖。
陽介
で、なんでお前にこの話をしたのかと言うとな。
菜々子
確かになんで私に話した?w
陽介
実はいうとその薔薇まだこの世界のどこかにあるらしいんだ。
陽介
ああ、言い忘れてたけど元修院家の薔薇の話は大分昔のお話なんだ。
菜々子
いつ?
陽介
陽介
いつの時代かは忘れたけどな。
菜々子
…ふーん
陽介
俺はさ。
菜々子
うん
陽介
その薔薇本当に人が不幸せになるのか確かめたかったんだ。
菜々子
どういうこと?
陽介
薔薇が本当に人を死なせるのかを確かめたかったんだ。
菜々子
そーなん
陽介
陽介
でさ、俺見つけたんだよ。
菜々子
え、薔薇を?
陽介
おう
陽介
本当にあったんだ。
菜々子
すごー
陽介
その薔薇はなんとも言えない美しさなんだ。
陽介
一言では表せない。
陽介
その薔薇に惹き込まれるような魅力を感じた。
陽介
俺はこの人生の中でこんな美しい物を見たことなかった。
陽介
だけどその薔薇は圧倒的な美しさだった。
陽介
見た瞬間、思ったよ。
陽介
ああ、なんて美しいんだろうって。
菜々子
菜々子
ちょっと待って
陽介
お前にも見せてやりたかったよ。
菜々子
え、今見たって言った?
陽介
なんだ、お前も見たいのか?
菜々子
薔薇を見た人は死ぬんじゃなかったの?
陽介
しょうがないな、菜々子は…
菜々子
ねえ、答えてよ。
陽介
俺、写真撮ってきたから見せてやるよ。
菜々子
ねえ
菜々子
待ってってば!
菜々子
話を聞いて!
陽介
陽介
あの薔薇は美しい。
陽介
あの薔薇は美しい。
陽介
あの薔薇は美しい。
菜々子
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不在着信
菜々子
陽介!
菜々子
ねえってば
陽介
陽介
アノバラハウツクシイ
陽介
あの薔薇は美しい。
陽介
アノバラハウツクシイ
陽介
おマエにモみセテアゲよウ
菜々子
やだ、見たくない
菜々子
見たら死んじゃうんでしょ
菜々子
ねえ
菜々子
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不在着信
陽介
陽介
あ、そうそう。あの薔薇は今は一輪じゃないんだ。
陽介
何故かというとね、その薔薇を見て死んだ人が薔薇の花弁になるらしいんだ。
陽介
だから、今は一輪じゃないってそういう事なんだ。
陽介
だからさ、菜々子もさ。
陽介
イッしョニ花ビラにナロ??
陽介
なァ、菜々コ?






