あれは夏休みが来る前
雫
影山…私あんたが好き!
付き合って!
付き合って!
影山
…!
何秒か経ったその時思った
雫
(あぁ…私の恋もここで終わりなのかな…)
涙が溢れそうになったその時
影山
俺も…俺も好き
雫
…え?
聞き間違いだと思いもう一度聞く
雫
い、今なんて言ったの?
影山
だから、お前の事が好きなんだよ…
雫
嘘…
涙が溢れたそれは嬉しい涙
雫
嬉しい!
思わず抱きついた.迷惑じゃなかったかな…笑
影山
おわっ…危ねぇ
影山
俺は今バレーしてる春高もある.だからお前の事あんまり構えねぇかもしれねぇ.
影山
それでも…俺を選んでくれるか?
雫
なにそれ…笑
雫
当たり前じゃん!
雫
てか、マネージャーになってやる!
影山
…!あぁそっちの方が嬉しい
影山
お前と居る時間が増えるからな…
照れ臭そうに言う彼を見て私は完全に心を奪われた
雫
…ッ最高
雫
きょ、今日から男子バレーのマネージャーになりました!
雫
芳賀宮 雫と申します!
拍手が響く嬉しいや
影山
…フッ
彼が笑ったもう死んでもいいほど嬉しい
そう…これが昔のお話…呑気だったな
今…現在のお話をしてあげよう