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(前回の続きから)
恵理
今日は雨〜♪
恵理
え！？
詩朱
･･･
恵理
こ、子供！？
恵理
ねぇねぇ！
詩朱
ん？はっ！
詩朱
勝手に外出てごめんなさい
詩朱
殴らないでください
詩朱
役立たずで"ごめんなさい"
詩朱
殺人鬼で"ごめんなさい"
詩朱
変な見た目してて"ごめんなさい"
詩朱
"ごめんなさい""ごめんなさい"
恵理
ｷﾞｭｯ落ちつて
詩朱
はっ！ご、"ごめんなさい"
詩朱
ちょっと昔のことがフラッシュバックして狂っちゃって
詩朱
"ごめんなさい"
恵理
･･･ううん、謝らないで
恵理
うちの名前は恵理(えり)
恵理
一緒に家帰ろ！
詩朱
分かりました…ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
恵理
何怯えてるの？
恵理
うちの家に一緒に帰るんだよ！
詩朱
え？
恵理
だって君が今の家にこれからも居たら君が苦しくなるだけだよ？
詩朱
え、でも
恵理
もー！暗い顔がしないの！
恵理
笑って？
詩朱
･･･ﾆｺｯ
恵理
(作り笑顔か〜まぁ仕方ないよね)
恵理
じゃ行こっか
詩朱
は、はい
恵理
ただいま〜♪
恵理のお母さん
おかえり〜
恵理のお母さん
あら？隣の子はどうしたの？
恵理
拾った
恵理のお母さん
なるほど〜名前はなんて言うの？
恵理
あ、聞いてなかった
恵理
お名前は？
詩朱
「役立たず」です
恵理
･･･そう呼ばれてきたの？
詩朱
うん…いつもこう呼ばれてました
恵理
そっかじゃあ名前付けてあげる！
恵理
う〜んあ！
恵理
詩朱！今日から詩朱ね！
詩朱
分かりました
恵理
敬語も良くないな〜
詩朱
ごめんなさい！
恵理
「ごめんなさい」も良くないよ
恵理
本当はなんていうの？
詩朱
わかった！
恵理
そう！いい子だね〜ﾖｼﾖｼ
詩朱
(*´ ˘ `*)♡ｴﾍﾍ
恵理
(笑ってくれた！)
恵理
もう、詩朱に怖い思いはさせないからね
恵理
必ずうちが守るからね
詩朱
ありがとうﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
恵理
泣かないで💦
恵理
なんであそこに居たのか話せる？
恵理
でも、無理に話さなくていいからね💦
詩朱
ううん、大丈夫
詩朱
えっとね
詩朱
ただいま戻りました
詩朱のお父さん
遅かったじゃねぇか！
詩朱のお父さん
なにしてたんだよ！
詩朱
すみません
詩朱のお父さん
ﾁｯおいこっちに来い
詩朱
分かりました
詩朱のお父さん
おらっ！ｺﾞﾝｯ!
詩朱
うっ
詩朱のお父さん
お前はいつまでも役立ただな！
詩朱のお父さん
お前のせいでお母さんが死んだんだそ！
詩朱のお父さん
お前なんて生まれて来なければ良かったのに！
詩朱のお父さん
ﾎﾞｺﾎﾞｺ×∞
詩朱
ごめんなさいごめんなさい
詩朱のお父さん
ﾁｯ今日はこのくらいにしといてやるよ
詩朱
ありがとうございます
詩朱のお父さん
おい！さっさと飯作れ！
詩朱
分かりました
詩朱
出来ました
詩朱のお父さん
ﾊﾟｸｯ不味いじゃねぇーか！
詩朱
ごめんなさい
詩朱のお父さん
ﾁｯ外食してくるから大人しくしてろ
詩朱
分かりました
ﾊﾞﾀﾝｯ
詩朱
･･･私って生きていていいのかな？
詩朱
死んだからお父様もクラスの人もみんな喜ぶよね
詩朱
私なんて生きている価値ないな
詩朱
死んでも誰も悲しくならないでしょ
詩朱
カッターどこだ？あった
詩朱
ｻﾞｸｻﾞｸﾌﾞｽｯ
詩朱
あ、深くまでやっちゃった
詩朱
･･･まぁ手当はいっか
詩朱
次薬〜ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ
詩朱
残りのやつ全部使おｺﾞｸｺﾞｸ
詩朱
うっやりすぎたか
詩朱
まぁ一種間これだけやってたらそうなるな
詩朱
外に…
詩朱
それで外に出たら恵理さんにあったって感じですね
恵理
ｷﾞｭｯ辛かったよね
恵理
詩朱ちゃん無理しなくていいんだよ
詩朱
！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
詩朱
私、私
詩朱
お母さんと買い物に行ったのそしたらその帰りに信号無視をしたトラックが来て私がぶつかりそうになったときにお母さんが守ってくれてでもお母さんは死んじゃって
詩朱
それでお父様が怒って…
詩朱
「お前のせいだ！お前せいで！」
詩朱
って言って毎日私を奴隷扱いして
詩朱
本当の自分が分からなくなって
詩朱
本当は辛くて辛くて
詩朱
学校でも
詩朱
お母さんが居ないかったり、目の色がオッドアイだったりで嫌われて虐めらて
詩朱
もう、いっその事死のうと思った
恵理
そっか
恵理
詩朱は偉いね
恵理
我慢できて偉かったね
恵理
あと、家の住所と学校を教えてくれない？
詩朱
なんで？
恵理
まぁいいから
詩朱
わかった
恵理
ふふありがとう
恵理
てな感じかな〜
空舞
詩朱ねぇ今は無理してない？
柊空
大丈夫？
詩朱
今はみんなが居るから大丈夫だよ
柊空
よかったな
蓮
その後どうしなったんだ？
恵理
あぁwその後はね〜
恵理
凛斗〜
凛斗
どうした？
恵理
今日ね、女の子拾ったの
凛斗
俺は1週間前くらいに拾ったぞ
恵理
あら偶然
恵理
でさ、その子ね
恵理
〜詩朱について説明中〜
凛斗
なるほど、それで一緒に殺ろうってことだろ？
恵理
さっすがうちの幼馴染〜
凛斗
明日の夕方あたりにでも行くか
恵理
おけ〜いろいろ準備しといて
凛斗
了解〜
恵理
確か〜この先が家って言ってた〜
凛斗
よーし！思いっきりやるか〜
恵理
うんガチでやろ
恵理
子供の苦しみが分からない親はやって呪いまくらないと
凛斗
今回は恵理だけでやりな
凛斗
俺は帰るよ
凛斗
最後にこれ
恵理
こ、これは！
凛斗
そう！デスノート！
恵理
マジでいいの？
凛斗
いいぞ
凛斗
あと警察だけ呼んでおくわ
恵理
ありがとう！
恵理
行ってくるわ
ピンポーン
詩朱のお父さん
あ''？なんだよ
恵理
お前かあの子を気づけたのは
詩朱のお父さん
あの子？あーオッドアイで気持ち悪くて役立たずのあいつか
恵理
･･･うちもオッドアイだけどどう思う
詩朱のお父さん
気持ち悪わ！オッドアイとか厨二病？
恵理
ﾎﾞｺｯ
詩朱のお父さん
うっ！お、おい！初対面で殴るとか頭おかしいだろ！
恵理
自分の娘に暴力、悪口する方がおかしいだろ！
恵理
あの子は！あの子は！
恵理
学校でも虐めらて家でも奴隷のように扱いをされて地獄のような日々を過ごしていたのに！
恵理
お前のことが少しでも楽になるようにたまに学校を休んでまで家事をやっていた！
恵理
料理も美味しいってお前に思って貰えるように努力をしたとあの子は言っていたのに！
恵理
お前は「不味い」「食えたもんじゃねぇ」などのあの子が悲しむ言葉をずっと言ってた
恵理
あの子の気持ちも一切考えずに！あの子に暴力を振るうお前の方がおかしいだろ！
恵理
詩朱はリスカとODもやっていて精神がキツくなって行ったのにお前はそれでも詩朱を殴り続けた
恵理
うちが詩朱を見つけなければ詩朱〇んでいたかもなんだぞ！
詩朱のお父さん
は、はぁ？あいつが言うわけないだろ
恵理
ご本人も居ますがどうします？
詩朱
ﾋｮｺｯ
詩朱のお父さん
なぜお前が
恵理
"詩朱"あのことはホントなんだよね
詩朱
うん、
詩朱
お父様に少しでも認めて欲しくて
詩朱
でも、今は気が変わったよ
詩朱
てめぇとはもう一緒に居れねぇわ
詩朱
さっさと私の前から消えろ一生私にその面見せんじゃねぇーよ？
詩朱
分かったか？
詩朱のお父さん
な！実の俺に向かっt
詩朱
あ"？じつの親〜？もうてめぇを親だと思わねぇよ
詩朱
懲りたなら警察の所へさっさと行け
詩朱のお父さん
ふ、行くわけないだろ？
恵理
ﾁｯギャーギャーうるせぇな？
恵理
もう察は来てるんだよ
恵理
さっさと行けや！
警察
おいお前！大人しくしろ！
詩朱のお父さん
クソが！クソがぁぁぁぁ！
恵理
よーし！事件解決〜
詩朱
ふぅこれで安心して暮らせます
恵理
これからはうちが詩朱の家族だからね
詩朱
うん！姉貴！拾ってくれてありがとう！
恵理
ふふ、どういたしまして
恵理
って感じだね〜
凛斗
懐かしいな〜
蓮
俺も凛斗ねぇに拾われた時のことはよく覚えてるよ
詩朱
私もあの恩は一生忘れない
詩朱と蓮
あの時はありがとう！
凛斗
どういたしまして
恵理
よーし！今日はみんなで並んで寝るかー！
空舞
寝るー！
柊空
懐いな〜w
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