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わー!! 久我さんだ!! 圭一のことも思い出すし、今回もいいお話だった!
光夜さんって誰じゃぁ...って思ってたら那由多さんだったの...!? 私もメロンパン食べt((
僕の名前は北条奏
小湊奏
極道の青年(?)
急に現れた、オレンジ色の髪色の青年と鉢合わせた元殺し屋だ
京極組との戦争が終わり羅威刃を抜けた僕は
職が見つかるまで瓜生くんのいる貴凛町でお世話になっていた
小湊奏
瓜生龍臣
小湊奏
小湊奏
瓜生龍臣
このガタイのいいメロンパン屋の男が瓜生くんだ
彼も僕と同じ、元殺し屋だった
今はその組織が内部戦争中で、いろいろ協力していてメロンパン屋まで被害が出た時もあったらしく
やっとメロンパンカーの修理が終わったらしい
小湊奏
瓜生龍臣
瓜生龍臣
小湊奏
この内部戦争は、僕らの所属していた毛利班と組織本体である銀田派によるもので
組織トップの銀田栄角の考えに、僕達の恩師 毛利さんが真っ向から反対したためだ
しかもその毛利さんの生存確認もできていない状態だ…
小湊奏
小湊奏
僕も毛利さんにはお世話になっている
この戦争に協力する義務があるんだ
僕を組織にいれたのは紛れもない、毛利さんだ
行く宛もなく途方に暮れていた僕に、一から百まで全てを教えてくれた
毛利
奏
あの人がいなかったら、今の僕は居ないと思う
だから僕も、彼らの怒りは痛いほど分かる
小湊奏
そんな雰囲気になっていた時だった
北条光夜
向こうから光夜が駆けてきた
そのまま凄い勢いで飛び上がり、僕に飛びかかってきた
北条光夜
小湊奏
光夜は僕の実兄、前までは霧ヶ峰那由多という偽名だったが 全てを話してから何かが弾けたように兄弟愛に目覚めた
北条光夜
北条光夜
小湊奏
そのせいでいつもひっつき虫のようにくっついて来て鬱陶しい
まぁこれでも、いざという時には頼れる兄なのだ
光夜からの強烈ともいえる抱擁からなんとか解放され帰っていた時だった
小湊奏
小湊奏
いつものように二箱買った(※買わされた)メロンパンのお裾分けに向かっている時だった
極道の青年(?)
小湊奏
突然後ろから見覚えの…ある?ない? 青年に話しかけられた
派手なオレンジ色の髪をした…おそらくは極道の…
僕はその髪をみてピンとくるものがあった
小湊奏
極道の青年(?)
彼は僕が言い終わる前に、自ら名乗ってくれた
小湊奏
僕は純粋に疑問をぶつけたつもりなのだが、久我くんは顔を顰めこちらを睨むように答えた
久我虎徹
久我虎徹
小湊奏
“小湊”と呼ばれ、僕の頭にハテナが浮かぶ…
小湊奏
少し考えていて周りをキョロキョロと見渡す
すると、近くの硝子に映った自分を見てはっとなった
小湊奏
小湊奏
しかも羅威刃に再所属した時、隻腕の処刑人と名乗って居たのもある
そうこれは完全な勘違いだ
小湊奏
久我虎徹
説明が伝わらないせいで久我くんがさらに険しい表情を見せる
小湊奏
どうにか誤解を解かないと… そう考えていた時だった
北条光夜
向こうから光夜が走ってきていた
それを見た久我くんの顔が驚いたような表情に変わる
久我虎徹
小湊奏
どうやら久我くんは那由多…光夜と面識があるらしい
光夜がこちらについたとき、久我くんの方を向いてわーっと声を上げた
北条光夜
久我虎徹
だんだん話がゴチャゴチャになり始めたので、ここは説明力のある光夜に任せることにした
久我虎徹
小湊奏
なんとか僕らは衝突を免れることができた
光夜が自分は那由多という名前でないことと、僕が弟ということを説明してくれたため
この絡まりに絡まったやりとりにも幕を下ろすことができた
北条光夜
久我虎徹
小湊奏
久我虎徹
北条光夜
小湊奏
何はともあれ、一件落着となってよかった
小湊奏
久我虎徹
小湊奏