お母さん
実はね…
雅
うん。
お母さん
『ストロベリーガールズ』の編集長辞めることになったのよ。
雅
え!
雅
どういうこと?
お母さん
新人さんがやってきて、
その子は23歳で、私は50歳。後の事を考えると、新人さんの方が良いと、『ストロベリーガールズ』の社長は、考えたみたい。
それで、この考えに至ったのよ。
その子は23歳で、私は50歳。後の事を考えると、新人さんの方が良いと、『ストロベリーガールズ』の社長は、考えたみたい。
それで、この考えに至ったのよ。
雅
…………。
雅
なんて…?
お母さん
仕事はね…、デパートの
服屋さんの、店長になるつもりなの。
服屋さんの、店長になるつもりなの。
雅
そんなの…『ストロベリーガールズ』の編集長辞められたら困るよ!
お母さん
でも…もう決まったことだし…
雅
わかったよ。
雅
新しい仕事がんばってね
お母さん
ありがとう
雅
(はぁ…。美紅たちになんて言おう。もし、いじめられるようになったら…)
雅
(いや、ないない。私達が仲良くなったのは、運命。
大丈夫。)
大丈夫。)
雅
(明日、美紅達と渋谷に行くから、そのときに伝えよう。)
次の日
美紅
あ、雅ー!
美玲
んもう。
そら
遅かったよー
雅
ごめんごめん。
雅
(つい寝坊しちゃった。)
美玲
じゃ、行こう
そら
うん
雅
あ、あのね…
美紅
どうしたの?
梨花
みーやーびー
雅
えっとね!
そら
うん
美紅
大事な話?
雅
うん
雅
実は…お母さんが、『ストロベリーガールズ』の編集長辞めることになったの。
……………
しばらく沈黙が続いた。
美紅
は?
そら
何言ってんの?
美玲
あーあ。
梨花
あんたのお母さんが編集長辞められたらこっちが困るっつーの!
雅
…………。
ドンッ!
雅
ひゃっ!
美玲
ひゃっ!だってー
きもー
きもー
そら
もう、私達はあんたと友達じゃないから
美紅
じゃあねぇー!笑
雅
ま、待ってー
美紅たちは人混みに埋もれていった。
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次の日
美玲
あ、おはよう
雅
(あれ?普通だ。よかった)
雅
おはよう!
バシャん!
バケツから水が……
雅
…………
萌
やめたら?
美紅
はぁ?
萌
やめ、たら?
先生
美紅さん、梨花さん、そらさん、美玲さん。
美紅
ババア…
先生
ババアとはなんですか!
先生
あなた、ずっと萌さんと雅さんをいじめてたのね。
美紅
…………
そら
………
美玲
…………
梨花
……………
雅
助けてくれてありがとう。
萌
ううん、良かったら友達にならない?
雅
うん!
じゃあ、萌で!
じゃあ、萌で!
萌
うん!雅!
1年後
萌
はやく!
雅
ごめん!
萌
じゃあ、行こっか!
雅
うん!
おしまい。