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主だお
主だお
主だお
主だお
主だお
主だお
主だお
主だお
主だお
主だお
grが俺の所に来てから1ヶ月…
俺が散る花になるまで 後一週間
今日までgrは一向に訪れない
まさか あんな事を言っておきながら
死んだとか
本当は女の方が良かったとか
何にしてもここの上級陰間として いられるのは
後一週間
結局 愛なんてこの世には無かったんかな
今日もまた夜が来てしまった
こんな夜は一体いつまで続くんやろう
そんな事を考えながら 今日のお客の為の準備をする
主人
主人
ご主人がこう言って来たのは 準備をしてから 三時間ほど経った
巳の刻(午後10時)
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主人
主人
そう聞いた瞬間 胸がトクンと震えた
良かった 生きてた
いや、どんだけ金持ってんねん
そう思うと同時に
あの返事は…
どうしようと考えてしまう
心には貪欲にと言われても
俺にはそんな心 残っているんだろうか…
主人
gr
聞き覚えのある声がして襖の方を見る
見覚えのある髪
見覚えのある目
そして初めて見る服
彼はこの前の着物とは違い
上等な黒い洋服に身を包んでいる
以前と違う厳格な雰囲気に 心を奪われる
そして同時に
この人に 愛でて欲しい
と思ってしまった
これが俺の欲 心なんだと確信した
gr
gr
gr
tn
gr
俺が瞬きした瞬間
その一瞬でgrは 俺の目の前に座り込み 俺の顔を覗き込んだ
gr
gr
grは甘く腹に響く低い声で
でも厳かで 支配さえ感じられる声で囁いてきた
そして あの時と同じ熱を感じる
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gr
gr
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これまでの孤独が 走馬灯の様に頭を駆け巡る
俺に会って死んでいった人達
他の上級陰間の悲痛で艶めかしい叫び
女将さんの金を見る様な目
"味方もどき"だったご主人
全てが雑に流れていく
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言葉を紡いでいくと 知らぬ間に涙が零れ落ちた
愛して欲しかった
それも俺の心だ
でも それ以上に
色んな人に愛を注ぎたかった
俺を愛してくれた人達皆んなに
でもそれが出来ずに皆んな 去っていった
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grは俺の頬に手を差し伸べると 優しく唇を落とした
gr
gr
gr
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gr
grが先程とは違う 深い激しい接吻をしてくる
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gr
gr
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gr
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クプッ
後孔に指を挿れられる感覚
いつもしてるはずなのに なぜ彼がするとこんなに良いのだろう
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ツプッコリッ
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コリコリコリ…
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gr
gr
gr
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gr
gr
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gr
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gr
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gr
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gr
gr
ズプッ
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異国人の蛙は大きいと聞いていたが ここまでとは…
気持ちいしこりも 奥の肉壁もあっという間に 犯されてしまう
俺は必死にはだけだ着物を掴み 快楽を真っ向から受ける
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こんなに気持ちいい絶頂を 体験したのは いつ振りだろうか
grが全てを包み込んでくれる様な
安心する絶頂
俺は grさんに抱き付く
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gr
gr
gr
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gr
gr
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gr
gr
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快楽で何も考えられなかったけど
これだけは 本心で出て来た言葉だった
俺たちは朝が来るまで 愛を確かめ合った
そしてその朝
grはありえない程の金を持って
gr
と、淡々と言ってのけた
主人もお袋も最初は?が 浮かんでいたけど
事が分かると 女将は金を掲げて踊り狂い
主人は俺を笑顔で送り出してくれた
最後まで変わらないな
まぁ人なんてそういうもんだ
これから俺は初めて 籠の中から
自由に
人を愛せる様になるんだと
胸を弾ませるのだった
主だお
主だお
主だお
主だお
主だお
主だお
主だお
主だお
主だお
主だお
主だお