ミシュラ・シュナイザー
ふふ、あはははは♪
ミシュラ・シュナイザー
さぁ、貴女方と私のゲーム対決の始まりですの
ミシュラ・シュナイザー
期限は、
赤い月が堕ちるまで
ミシュラ・シュナイザー
それを過ぎれば皆様等しく
ミシュラ・シュナイザー
罪を受けいれ
ミシュラ・シュナイザー
罰を捧げるのですわ
彼女が立つこの城は 『要塞』 である
周りには荒野が広がり、小川や水溜まり1つ見受けられない
その要塞は 監獄要塞 として、機能していた
たった、たったの1人も逃しはしない
今迄も、これからも、
唯 数年に1度
『脱獄ゲーム』
が開催される
至って普通の
優秀な監獄要塞である
178(イナバ)
………
898(ヤクモ)
もうそろそろだね
971(クナイ)
そうだね
67(ルナ)
頑張りましょう!
000(レオン)
くだらねぇ
773(ナナミ)
でも、外には出たいんやろ?
000(レオン)
まぁな
000(レオン)
そこのスカした奴と違って、俺はもっともっと、刺激が欲しいんだよ
178(イナバ)
…………!!
ミシュラ・シュナイザー
〈こほん、どうも皆様〉
ミシュラ・シュナイザー
〈城主のミシュラですの〉
ミシュラ・シュナイザー
〈今日から赤い月が堕ちるまで、『脱獄ゲーム』を始めますわ〉
ミシュラ・シュナイザー
〈日々のルーティーンは変わりません〉
ミシュラ・シュナイザー
〈唯、この時のみ〉
ミシュラ・シュナイザー
〈『脱獄』するチャンスが与えられます〉
ミシュラ・シュナイザー
〈私、第4293代目ミシュラ・シュナイザー城主が御相手ですわ〉
ミシュラ・シュナイザー
〈頑張って下さいな〉
178(イナバ)
始まった
898(ヤクモ)
やってやる!
971(クナイ)
脱獄、する
67(ルナ)
皆で協力すれば、きっと大丈夫!
000(レオン)
つるむのは嫌いだがな
773(ナナミ)
まぁまぁ、気楽に行こうよ