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一話目
四月一日
目が覚めれば 、 見知らぬ 部屋にいた 。
四月一日
周りには誰も居なくて、一人だけ 。
四月一日
思い切って 、大きな声を出してみた 、
花園
そしたら、男の人が 一人 出てきた 。
四月一日
初対面で タメ口は 失礼、何て思ってなかった 。
花園
随分と短い 一言で 、何も言えない 。
花園
華月 、何て 初めて聞いた 、見知らぬ人の名前。
花園
急がす様に、冷たい 見知らぬ人の声は 、何故か優しく感じた 。
四月一日
一旦 、その見知らぬ人について行って、見知らぬ人のところに行く事になった。
見知らぬ人が 、声を掛けて ドアを開けた。
花園
着物を着た 、男の人の耳元で 小さな声で言った 様な気がした 。
華月
着物を着た男の人は 、何処か 寂しげな 笑みを浮かべていた。
花園
照れ臭そうに 笑った 見知らぬ人は 、可愛らしく感じた 、
花園
そんな事を言って 、 この部屋から出ていかれた 。
華月
着物を着た男の人が、椅子に座っていて、俺が立って話す状態になってた。
四月一日
首を 緩く降って 、呆れるように笑う 。
華月
何か分かりきった様にそんなことを言った けど、何も分かってないんだろうな。
四月一日
ご丁寧に 、お願いをしたけど、頭だけは意地でも下げなかった。
華月
何か 、思い出すように言ったけど 、何も思い出してないよね。
華月
ぺら々とよく喋るな、何てぼーっと聞いてれば、ドアの方から賑やかな声が聞こえる。
華月
ドアの方を見て微笑ましく笑っていた。
爽良
ふわふわとした 髪の毛を 靡かせて お嬢様みたいに手を振る 子 は、とても綺麗だった。
爽空
サラサラとした短い 髪型は、とても 個性的で 、口が悪い 子は 、とても 幼い子供に見えた 気がした 。
花園
呆れたように 二人を見詰める目は、とても綺麗な真っ赤な瞳で、俺の好きな色だった。
爽空
頭に手を当てて 、ため息でも吐くような顔で 、俺を見つめた。
四月一日
首を傾げて 、 俺は 不思議な気持ちになりました 、
爽良
綺麗な人は 、子供みたいな人の肩に触れて 、顔が近かった。
爽空
なんか考えてたのかな、ハッとした様な顔で、直ぐに目線は 変わった。
華月
間に入ってくるように、手と手を叩いていた。
四月一日
とても、つまんなくて 、一緒にいたくなかった様な、身体が拒否ったので、そんなことを嘘つきました
華月
それを、なんとも思ってないかのように、優しい笑顔を向けて。
四月一日
それも、拒否って 、意地でも貼りましたよ。
華月
素直に、口で教えてくれて、何となくで覚え た。
四月一日
手を振って、直ぐさま この部屋から出ました。
その着物の人が用意した部屋は、とても俺が過ごしてた実家の部屋に似ていて、安心するようで、嫌な気しかしませんでした。
四月一日
つぶやき、布団も何も無い部屋で 床に寝転がり 、唯々目を瞑り、淡い夢を見る。
これで俺の一日目は終了 。