20××年いつもの通学路
僕
今日もいつも通り学校か
僕
なにか面白いことないかなぁ
…
危ないぞ!
横断歩道でだれかの声が聞こえた
僕
!?
気がつくと病院らしき場所にいた
僕
お父さん?
お父さん
大丈夫か!!
僕
(口が開かない)
医者
…見守りましょう
僕は重いまぶたを下ろした
僕は死んだ
僕
(ここは…?)
僕
(いつもの通学路)
携帯の日付を見た
僕
(僕は死んだはずじゃ…)
僕
(まさか戻ってきた?)
横断歩道
僕
ここで僕は…
…
危ないぞ!
僕
!?
車が通った自分が轢かれた車と同じだ
僕
危なかった…
ドンッと鈍い音がした
少年
…
僕
あの子が轢かれたのか?
僕
僕のせいで…
僕は割れた車のガラスを首に刺した
僕
痛い…痛いよ
僕
(でもこれで)
僕は死んだ
僕
戻ってきた…
僕
あんな思いはしたくない
横断歩道
僕
着いた
…
危ないぞ!
僕
(さようなら)