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【他所から来た。】

最初の頃はよそ者のチンピラだと思っていた。

でも、彼のそばでずっといたらそんな思い消えてしまった。

彼は優しくて、誰より強くて、勇敢で、恥ずかしがり屋だ

そんな彼が街を壊したと聞いた時は息がしづらくなっていた。

直感的にわかった。

桜くんはやっていない。

それがわかっても俺には言い出す勇気がなかった。

俺が知らない間に彼は俺の前から姿を消した。

何もやる気が出ずにいた頃、杉下くんから呼び出しがかかった。

杉下京太郎

アイツは…

杉下京太郎

桜は無実です。

「桜くんは無実」

それを聞いた瞬間、

俺がどんなに酷い人間なのか分かった。

桜くんはフウリンを出ていく前、ずっと無実だと言っていた。

それでも俺たちは信じられなかった。

いや、信じなかったんだ。

桜くんがよそ者だから、心の奥底では桜くんをまだ信用出来ていないんだ。

それが分かった瞬間、桜くんに会って謝りたいと思った。

やり直せなくてもいいから彼に会いたかった。

一目でもいいから会いたかった。

もし、やり直すことが出来たらその時は彼を裏切ったりはしない。

まるっと君

今回は蘇芳目線で書いてみました。

まるっと君

次回も頑張ります。

まるっと君

それでは。

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