大森元貴
下駄箱に体育館倉庫来てくださいってあったけど…
女子A
あ!いたいた!
大森元貴
…なに?
女子A
…あのね、大森くん文化祭のライブすごくかっこよかった…………!
大森元貴
……あ、ありがと。
女子A
ずっと前から気になってて、……
あたし、大森くんのこと、好きです。良かったら付き合ってください!
あたし、大森くんのこと、好きです。良かったら付き合ってください!
沈黙・・・
大森元貴
(……こんなの、初めて。僕なんかに、告白なんて……)
εε=(((((ノ・ω・)ノダダダダ
若井滉斗
バッ
若井滉斗
はいカーーーーーット!!告白タイム終了ーー!!
女子A
わっ!若井くん!?なんでここに!?
若井滉斗
ごめん桜井さん、でもそれはダメ。元貴には"心に決めた相手"が居るから!!
大森元貴
………おい、何勝手に
若井滉斗
だって、そうだろ!?元貴が誰よりもギターを、聴かせたかったのって"俺"じゃん……!
若井滉斗
俺じゃ、ダメなのかよ……!
沈黙 桜井察して去る
大森元貴
……バカ。言うなよ、そういうの(うつむいたまま)
若井滉斗
えっ……?
大森元貴
……あいつ、傷ついたんじゃんか。……でも……
大森元貴
俺も……“好きなやつ”がいるから。ごめんって、言おうと……してた。
若井滉斗
……え、えええ……今の……今の“好きなやつ”って……
大森元貴
……誰だと思ってんだよ。バカ…
若井滉斗
やっばーーー!!俺告白たー!!!!
若井滉斗
今の絶対俺じゃん!!
元貴が!!!俺の事を!!好きって!!
今言った!!!
元貴が!!!俺の事を!!好きって!!
今言った!!!
大森元貴
言ってねぇよ!!!!//////
若井滉斗
いや言ってた!!俺の耳にはそう聞こえた!!脳内に保存した!!一生ループする!!
大森元貴
(……こいつ、ほんっと……うざ…でも、なんかちょっと…悪くねえかも……