2月22日 朝
紗倉
ねぇ、ちゃんと脱いだ服はカゴに入れてって言ったよね?
紗倉
なんで、出来ないの?
目黒蓮
仕事で疲れてんだよ。
紗倉
私だって疲れてるよ!
目黒蓮
はぁ…。
紗倉
ねぇ、なんなの?
目黒蓮
なに。
紗倉
私は、蓮の召使いじゃないんだけど?
紗倉
彼女であって、お母さんじゃないの。
紗倉
そこまで蓮の周りのことも出来ないの。
紗倉
なのに、今まで我慢してやってきたのに、ありがとうも言わないでさ、
紗倉
蓮の召使いになりたくて、蓮と付き合ってるわけじゃない!
目黒蓮
…なんで、朝から怒鳴られなきゃなんねんだよ。
紗倉
蓮が悪いんじゃん!
目黒蓮
…ッチ。うるせぇな。
目黒蓮
紗倉だけが家事やってるって思うなよ
目黒蓮
俺だってできることやってんじゃん!
紗倉
まず、自分のことできるようになってから、家事やってるとか、言ってよ!
紗倉
まともに整頓もしないで、後々片ずけるの私じゃん!
紗倉
それで?私が片付けた部屋で?
紗倉
のんびりしてさ?なんなの?
紗倉
元々、片付けが苦手なのは知ってるけどさ、でも少しは片付けようって思うでしょ。(グス。
目黒蓮
…泣くとか、めんどくさ。
紗倉
…っ!
紗倉
もういい。
目黒蓮
…あっ。
言い過ぎた。。
って言っても、もう遅い。 紗倉は、荷物を持って学校へ向かった
100:0で断然俺が悪い。
あぁ。もう!
俺ってめんどくせぇ。
昼に電話してみよう。