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【連載2】短編恋愛集

9 - 甘党な彼があなたと同じ高校に行った理由

♥

171

2021年10月17日

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甘党な彼があなたと同じ高校に行った理由

こんにちは主です〜

今回は、前作「理系な彼があなたと同じ高校に行った理由」のnaさんver.です!

ほんの少しだけ状況が変わっているので、そちらも楽しんで頂けたら嬉しいです!

それでは本編へ↓

start.

放課後の教室

○○ side

○○

__が___になって、それで...

○○

...なかむ?聞いてる?

na

...ん、え?

○○

ねえ〜話聞いて?笑

na

ごめんごめん笑
ちゃんと聞くから笑笑

私となかむは幼馴染。 幼稚園の頃から親友だった。

この高校は結構偏差値が高い。私は先生に勧められてこの高校を受験したんだけど、なかむはどうやら先生に猛反対されたらしい。

中学の頃からなかむは成績は下の中程で、そのままではこの高校に入れるわけがないと言われていたそう。

私もなかむがこの高校を受験すると聞いた時、思わず腰が抜けそうになった。

それほどの彼が、一体なぜこの高校に合格出来たのか、未だに分からない。

一生懸命勉強したのは良い事だと思うけど、あのなかむが勉強するなんて...と、私も心底驚いた。

na

で、なにがなんだって??

○○

えーと、__が___になるから...

○○

...___に__が入るの、わかった?

na

え?だってここが__になって...

○○

だから!ここが___になるから...

この高校に合格して、無事入学できたなかむは、また勉強しなくなった。

どうやらどうしてもこの高校じゃなきゃいけない理由があったらしい。

○○

__になるの、わかった??

na

...ほーん?なるほどね

○○

わかってる?笑笑

na

んー、たぶん笑

Nakamu side

○○

__が___になって、それで...

 俺と○○は幼馴染で、幼稚園からの親友。

そして○○は、俺の好きな人。

○○

...なかむ?聞いてる?

na

...ん、え?

○○

ねえ〜話聞いて?笑

na

ごめんごめん笑
ちゃんと聞くから笑笑

○○がこの高校を受験すると聞いた時、俺はかなり落ち込んだ。

俺は極度の勉強嫌いで、俺の成績では到底届かないほど頭のいい高校だったんだ。

 どうしても○○と同じ高校に入りたくて、勉強嫌いだった俺が死ぬほど勉強した結果、ギリギリの点数で合格することが出来た。

高校入学してからまた勉強しなくなった俺は、好きな人に勉強を教えてほしいと頼んだってわけ。

ほんとは○○と一緒に居たいだけなんだけどね。

na

で、なにがなんだって??

○○

えーと、__が___になるから...

○○

...___に__が入るの、わかった?

na

え?だってここが__になって...

○○

だから!ここが___になるから...

無意識に○○に見惚れている俺は、基本的に○○の話を聞いていないから、よく○○に呆れられるんだよね。

○○

__になるの、わかった??

na

...ほーん、なるほどね

○○

わかってる?笑笑

na

んー、たぶん笑

今日も一緒に居る口実として放課後に勉強している俺達。

こんな日々が、いつまでも続けばいいのに。

...なんてね。

○○ side

○○

ねえ、なかむ?

na

んー?

○○

なんでなかむは、この高校にしたの?

na

この高校がよかったんだよ俺は、

○○

だから!笑

○○

なんでこの高校がよかったのって話してるの!笑笑

na

ふふ、聞きたい?笑笑

○○

うん、聞きたい

na

なんで勉強嫌いの俺が、ここまでしてこの高校に入りたかったのか、

na

...知りたい?

○○

...うん、

na

ふは、やっぱり言わな〜い!

○○

はあ?!ひどい!!笑

na

だって恥ずかしいもん笑笑

○○

恥ずかしいの?笑笑

na

そう、恥ずかしいの笑

○○

え〜、笑笑

na

じゃあさ、○○?

○○

ん?

na

...○○はさ、好きな人いんの?

○○

え?

na

俺はさ、小中高って好きな人と学校一緒なんだけどさ、

na

好きな人とは出来るだけ傍にいたいじゃん?

○○

...まあ、

...あれ?

なかむの好きな人...って、

na

どうしても同じ高校に入りたかった俺は、死ぬほど勉強したってわけ。

小中高と学校がなかむと同じなのは...

...ひとりだけ。だよね?

na

...この意味、わかるでしょ?

○○

...え、ちょっ

na

ねえ、帰ろ?俺恥ずかしくて死にそうなんだよね、笑

○○

...えまってよ、

na

俺は○○の事好きなの、

なかむの声色が真面目なものに変わる。

○○

...冗談でしょ

na

...俺は至って本気だからね?

目を見て言われる。

...そんなの、ずるいじゃん。

na

はやく俺の事意識して?

○○

ばか、

na

返事はいつでもいいからさ、

na

ね、早く帰ろ?笑

○○

...うん、/

私の手を握り引っ張るNakamu。

彼の顔は真っ赤でした。

end.

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