会社にて
S💛
(あ、もうこんな時間や…今日はもう上がらせてもらお)
S💛
先輩!俺、もう帰りますね!
先輩
んー?もう、そんな時間?
S💛
もう、12時ですもん。帰らんと明日も朝からやし…
先輩
大変だなwまぁ俺も人の事言えねーしwあ、あと二人きりの時は名前で良いって言っただろ?
S💛
あ、そうやったね
うらたん!
うらたん!
U💚
うん。先輩!よりもこっちの方がセンラらしい
S💛
ふふっ、うらたんも無理せんとってね?
U💚
おう!じゃあ、また明日な!
S💛
じゃあ、失礼しまーす!
俺が出た後、うらたんは疲れている顔をしていた。
S💛
(夜遅くだから…人少な)
俺にとっては、逆に静かで良かった
S💛
あんま、騒がしいのは好きやないしな
すると、俺の前の席に1人の女の人が座った
女の人
あの…
S💛
えっ…はい?なんですか?
ん?なんで俺が呼ばれたん?え?
女の人
悪魔って信じますか?
は?悪魔?
S💛
えっ急になんですか?
女の人
信じ難い事なんですけど…最近私の夢に悪魔が出てくるんです
女の人
その悪魔が、ずっと私に問いかけるんです。
女の人
『金髪で背が高い会社員を知らないか?』って
金髪で背が高い会社員?
女の人
金髪よりも、黄色っぽい髪って言ってました。
女の人
例えで言うと、貴方みたいな感じの人です。
S💛
お、俺ですか?
女の人
はい。
S💛
お、俺にはそんな心当たりなんかないんですけど…
女の人
で、ですよね…
女の人
突然すみません…。
駅長
次は〜__駅__駅
女の人
あ、降りなきゃ。
女の人
では失礼します。
そして、その女の人は降りて行った。
S💛
なんや、あの人。
S💛
疲れ、溜まってんのかな?
しばらくの間はずっとモヤモヤしていた
S💛
ふぅー…やっと着いたぁぁぁ
バフン!!!
俺は、疲れに疲れ過ぎて 家に入った突端すぐさま寝室のベッドにダイブした
S💛
ふぁぁ…眠。
シャワーも浴びず、スーツのまま眠りに落ちていく。
S💛
明日の朝、入んなきゃ…
そんな事考えながらも、深い眠りに落ちていくまでそんな時間かからなかった
S💛
ん?ここ何処やねん…
何故、真っ黒なんや?
S💛
あぁ、夢の中か
S💛
俺、寝落ちしたんやな
___
あ、やっと見つけた。
おいおいおい…なんか声すんぞ!!!
S💛
誰やねん。ほんと!!!
___
まぁ、そんな怒るなって
S💛
誰ですか?
ほんとマジ疲れとるから、勘弁して欲しい
___
俺?俺は__
S💜
志麻やで!
志…麻 ?
S💛
だ、誰?
S💜
だから、志麻!!!
S💛
だから、志麻って誰やねん!!!
S💜
一言で言うと、悪魔。
は?悪魔? 待って待って、コイツまで何言っとるん?
S💛
はぁ…マジほんとだるいわー
S💜
おーい。心の声ダダ漏れやで?
S💛
で、悪魔の志麻?さんが僕に何の用ですか?
S💜
用という用はないねんけど…とりあえず、名前!名前教えて?
S💛
嫌です。
S💜
え!?なんで!?俺、教えたやん!
S💛
はっ…そんなん。志麻さんが勝手に言っただけやん。
俺が別に頼んだ訳やないし
俺が別に頼んだ訳やないし
S💜
志麻でいいよ。さん付けやなくて
S💛
…じゃあ、志麻くん?
S💜
なんで、"くん"になるんよw
S💛
だって、呼び捨てしづらいし…
S💜
ふーんwそう。で、君はなんて言うn
S💛
教えへんからな?
S💜
なんでや!!!教えてくれてもええやんー泣
S💛
そんな、人の夢に勝手に出できはって悪魔っていう人に言う名前なんか俺は持っとらんわ
S💜
…くそぉ。
S💜
こうなったら、力ずくで名前を言わせてやるわ。
S💛
俺、疲れてんねん。はよ休みたいんやけど?
S💜
疲れてるんなら、丁度ええで。俺がたーっぷり気持ち良くさせてやるから
S💛
は?…
S💜
覚悟しときー
そう言って悪魔は不敵な笑みを浮かべたのであった。
続く…。