ガラガラガラガラ
凛
一番乗りで教室に来たのは 久しぶりだった
tnにあのことがバレた日以来だ
今この部屋には自分しかいない
普段狭く感じる教室も
広く思える
窓から外の景色を見る
普段気恥ずかしくて出来なかった
でも今は自分しかいない
空がきれいだ
?¿?¿?¿?¿
?¿?¿?¿?¿
凛
そうだ
自分が
shaちゃんを、
?¿?¿?¿?¿
凛
2人を
殺したんだ
不意に 膝から崩れ落ちるのが分かった
自分がこうも平然としてて いいのだろうか
そのまま重い頭を下に向ける
制服の裾を握って引っ張る
そんなことしても
目頭は熱くなっていく
その行動に意味は無い
自分の手と手が触れる
いつもは何も思わないのに
今はなんだかとても冷たかった
目頭は熱いのに
体は冷たくて
不思議だった
?¿?¿?¿?¿
ノイズの音はいつもより 低い音だった
凛
凛
凛
凛
ガラガラガラ
syp
凛
泣いてちゃダメだ……
平然を装って席へ座ろうとする
その足がふらついていることを 自覚しながら
syp
凛
凛
syp
凛
syp
声が出なくて 頭を縦に振る
syp
syp
syp
凛
凛
syp
syp
syp
凛
syp
すきがあればこうやってまた
人と一緒になりたがる
でもそんなもの ぶち壊してくれるほど
sypは優しく思えた
凛
凛
syp
凛
syp
凛
syp
syp
凛
凛
syp
凛
ガラガラガラ
zm
zm
凛
syp
凛
凛
?¿?¿?¿?¿
凛
何故だろう
心にどこか穴が空いているような
なにかが足りない
そんな気がする
さっきまで綺麗だと思ってた空が
綺麗だと思えなかったのは
何故だろう
凛
syp
この静寂は
日光が肌を焼き尽くすような
ジリジリと誰かが音を立てても 隠しきれないような
真夏の1日が来たことを 知らせていた
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続き待ってま〜す