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雨音
のりまつあやの
あーあ、
とてつもなく傷口が痛む。
銃弾まともに食らったからな。。
太もも辺りに着弾。
利き腕骨折。
使い物にならない
雨音
ベッドにゆっくり腰を下ろす。
雨音
足に激痛が走る
疲れたのか眠気に襲われる
少しだけ...
△△
××
◇◇
雨音
△△
××
雨音
◇◇
雨音
◇◇
××
△△
毎日の暴力、
もう、どうでも良かった
感じるのは痛みだけ
そんな日々。
太陽も月も私にだけ光を向けてくれはしないみたいだ。
そう思っていた
でも
___ 。
___ 。
雨音
光は突然私に降った
___ 。
雨音
___ 。
___ 。
___ 。
心強かった。
あったかい
雨音
あの二人は家が近所だった
それが分かってから私達は沢山遊んだ
楽しかった。
雨音
___ 。
___ 。
馬鹿みたいにはしゃいだ。
この二人がそばにいてくれるなら何も怖くないと思った
雨音
___ 。
___ 。
雨音
___ 。
雨音
___ 。
雨音
雨音
___ 。
___ 。
___ 。
___ 。
雨音
この二人がいてくれるだけ
そのことが私に光を見せた
あるいは明るすぎて現実が見えなくなっていたのかもしれない、。
間違いだった
雨音
雨音
クラスメート
クラスメート
××
雨音
△△
◇◇
クラスメート
クラスメート
視線が怖かった
雨音
クラスメート
雨音
クラスメート
クラスメート
△△
分からない
なんで
なんでそいつらのこと信じるの?
そんなもんか。
人って
もうどうにでもなれ
クラスメート
雨音
クラスメート
雨音
クラスメート
クラスメート
あれからずっとこんな日が続いてる
それでも学校に通った。
味方が現れてくれると思った
クラスメート
クラスメート
今日も学校が終わった
久しぶりにあの公園に行くことにした
公園にはいつもの2人がいた。
雨音
___ 。
___ 。
雨音
___ 。
雨音
___ 。
___ 。
雨音
___ 。
___ 。
雨音
___ 。
雨音
雨音
雨音
___ 。
___ 。
雨音
すごく、すごくすごく悲しかった
後悔した。
ごめんなさい
私と関わったせいで。
後悔と悲しみが感情を支配する
同時に自分への怒りも。
頭がめちゃくちゃになる
めまいがする
視界が歪む、
自己嫌悪に押しつぶされそうになる
どれぐらい歩いた?
多分まだそんなに歩いていない。
あの2人が見てたらどうしよう。
___ 。
___ 。
見られてた、
1分でも1秒でも関わっちゃいけないのに。
雨音
___ 。
___ 。
雨音
___ 。
雨音
___ 。
その時、視界の隅で何かが動いた。
だけどそれが何か、今の私には分からなかった
××
△△
◇◇
2人の方にナイフをもったあいつらがっ、!?
気づけば私は2人を押し倒していた。
ドスッ
ドスッ
雨音
___ 。
___ 。
あははラッキー...w
雨音
___ 。
___ 。
何か聞こえる
けど、いいや
___
雨音
またあの夢、
雨音
だる、
とんだ悪夢だ。
雨音
23:40
やべっ仕事、
九井に怒られる...
雨音
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