TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

約束の夜に

一覧ページ

「約束の夜に」のメインビジュアル

約束の夜に

1 - 約束の夜に 1周年記念

♥

137

2025年11月04日

シェアするシェアする
報告する

どもー主です

1周年記念!

もすぐクリスマス!

てことで

桃青の

クリスマス系

地雷さん❌

通報NG

それでは〜

街に雪が降り始めた

粉のような軽い粒が、街灯に照らされながら静かに舞っている

吐く息が白く溶け

空に消えていく

__その中を俺は歩いていた

ポケットの中のリングケースが、指に触れる

開けたことのない箱

渡せなかった想い…

…寒いな

静かな夜道でつぶやく

その声は雪の音ですぐに消えた

去年のイブも雪が降っていた

その日青と一緒に歩いた帰り道。

凍るような風の中で青は言った

「来年も、同じ場所で会おうねッ!」

あの笑顔を鮮明に覚えている

頬を赤くして

手袋の中で指を擦りながら

「寒い寒い」って文句を言いながら、、でも楽しそうで…

だがその「来年」はこなかった

それどころか

「明日」さえも

別れた後に通り魔事件にあったんだ

無差別で人を殺す事件…

あいつは春も待たずに旅立った

病院の白い天井

届かなかった言葉

握れなかった手

どれも全部まだ胸の中に残ってる

たがら今年もこの場所に来た

約束のカフェ

街の隅にある

あの日と同じ小さな店

灯りは柔らかく、店内は暖かい

でも、心の中はずっと寒いままだ

向かいの席は空いている

そこに青がいる気がして

目を閉じると幻が浮かんでくる

桃くん僕に注文をさせたってことは文句言わないでね!

あいあいわかってますよー

____くだらない会話さえ愛おしい

外ではカップルたちの笑い声

楽しそうな音が遠く聞こえる

その中に、もう自分たちはいない

…約束、守れなくてごめんな、

小さく呟いてしまった

店主は事情を知ってるため優しく俺を励ますかのように

注文をしていない俺をそっとしててくれた

その時にテーブルのキャンドルがふっと揺れた

_____風?いや、窓は閉まってる

次の瞬間

懐かしい声がした

…遅かったじゃん

ッ! ?

息が止まった

顔を上げる

そこに青がいた

白い光をまとって

雪の粒みたいに淡く揺れている

笑っている

あの日と同じマフラーを巻いて

…青、?

うん。

青は少し照れくさそうに笑った

会いたかったよ

時間が止まる

涙が勝手に溢れた

ポロッ

なに泣いてんのー?

青が席に座る

その仕草も

声の響きも何もかもが懐かしい

…夢か?、

夢でもいいよ、

でもちゃんときたでしょ?約束の夜に。

あぁ、そうだなニコッ

青が手を伸ばす

助けているのに温もりがあった気がした

ほら、冷たいでしょ?

当たり前だ、お前雪みたいだもんなっ笑

じゃあさっ、

溶けるまで、抱いてよっ/

青は冗談のように言った

俺の胸で何かが弾んだ

っ、/

駄目、そしたらお前、溶けてなくなるやん、

照れ隠しのように言った苦し紛れの言い訳

その瞬間世界が静まりかえる

雪が止み

音がなくなる

青が俺の手を自分の頬に寄せてきた

指先が頬に触れ、目が合う

あと、少し

呼吸が触れ合う距離

…こんなに近いのにちゃんと触れられてないねっ笑

青の声が震える

でもこうして、みてくれるだけで嬉しい…

俺は首を振った

駄目、ちゃんともう一回

触りたい…ニコッ

ニコッ

じゃあ、目閉じて

ゆっくり目を閉じる

その時唇の辺りに微かな熱

ほんの一瞬確かに感じた

雪よりも冷たくて、涙よりも暖かい

儚いキス

青が耳元で囁く

「…好きだよ、ずっと」

目を開けた時

あいつの姿はなかった

テーブルの上には

青のマフラーの紐がひらひら光っていた

結局渡せなかったな、

箱の中には去年買った結婚指輪

不思議と涙が頬をつたう

孤独と恋しさと

あの唇の温もり

全部、全部が愛おしくて

でも手に入らない

ポロッ、

泣かないでよ…、

ぇ、?

このクリスマスイブだけはさ一緒にいよ?

っ!

っあぁ、そうだなっニコッ

笑うしかなかった

カランコロン

あの人同じ帰り道

指輪の箱を強く握る

今しか言えない

今じゃないと駄目だ

っ青っ!

ん?

俺、実はっ、

っ!危ない!

あぁ、

あの日の通り魔事件、

あの犯人捕まってなかったのかよ

でも、これで青と一緒になれるなら

ちょっとは、いいかも

「…好きだよ、ずっと」

俺は

「また来年も」

俺は、

「クリスマスイブに」

俺は、生きて、

これを渡すって、

決めたじゃんかよ

 

タヒねぇ!!

 

クリスマスなんて、いらねぇんだよ!

俺は、彼女をお前に殺された

 

っ、!

お前もそうなんだろ?

 

何言って、

去年のクリスマス

青い髪の少年を

殺しただろ?

 

っ、

 

殺したさ。

 

俺の彼女もこの日に

 

殺されたんだよ

ピーポーピーポー

 

 

ごめんな、…

失ってしまったものはどうしても取り返せない

だから

お前は彼女さんを思って罪を償え

そしたらきっと、

また会えるさ

 

っ、ほんとに、ごめんなさい、

 

警察だ署に行くぞ

11時59分

もうすぐクリスマス

あっ、僕の体、薄くなっちゃってる、

ひざまづいて

一年越しに箱を開ける

ぇ?、

青、

一生幸せにします

だから

俺と結婚してください

ポロッ

っ、もちろん!

指輪を薬指にはめる

じゃあまた来年のクリスマスイブ

俺に青の指輪をはめて欲しいニコッ

うん、!ポロッ
絶対、約束だから

青がどんどん薄くなってく

あの店で

また

好きって言おう

どうでしょう?

一応1周年記念ですが、、

没かな

うんばいばーい

あ!

コメント、♡よろしくぅ!

ばーい

この作品はいかがでしたか?

137

コメント

6

ユーザー

あの、泣いたのは私だけでしょうか😭

ユーザー

最高だったよ😭 感動 めちゃくちゃ良かった!! 他の連載も待ってるね!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚