sakura
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地雷・アンチだめ! キャラ崩壊注意!
この日も雨だった
俺が青の家に行ってからは、ずっと雨が降り続いていた
桃
青
青はそういうけど、それで高熱でも出されたら逃げるどころじゃない
それに、普通の人なら直ぐに傘をさすような雨だ
その中で俺たちだけが傘をささずに歩いているせいで、周りの歩行者から異様な目を向けられている
そのせいで偶然、青が事件の犯人だなんてバレてしまったら、それこそおしまいだ
桃
青
青
青に言われて周りを見渡すと、確かに雨宿りできそうなところは見当たらなかった
公園で雨宿りなんてできるわけないし…周りにビルもあるけど、勝手に入って雨宿りさせてくださいなんて言えるわけもない
桃
半分諦めモードになっていると、建物の間にこじんまりと立っている小さなコンビニが目に入った
桃
桃
青
青
青
それもそうだと思ったけど、こんな道端で止まってキョロキョロしてるよりはましだろう
桃
青
青
桃
青
桃
青
桃
桃
青
青
そういいながら青は軽くため息をついた
あんまり深刻そうに見えなかったのは、多分これから死にに行くからだろう
死んでしまえば借金なんて関係ない
青
桃
確かめようと財布のチャックをあける
桃
確かめてみると、財布の中身は3000円しか入っていなかった
桃
青
桃
青
青
桃
青
桃
つまり今の手持ちは2人合わせても5000円しかない……
まだどこに行くかも決まっていないのに、この金額で一体どこまで行けるのか……
桃
これからの事を考えて先が思いやられていると、それを見ていた青がクスクスと笑いだした
青
青
桃
好きな人の笑顔が見れたことと、俺の失敗を笑われたことが重なって顔がどんどん熱くなっていく
俺は言い返すことができずに、そのままフイッと顔をそらして黙り込んでしまった
青
桃
俺は照れ隠しのためにその場を離れ、必要なものを手当たり次第に買い物かごに入れた
て言っても、そんなに沢山買ったわけではないけど…
水2本とおにぎり3つくらいだから、大体600円くらい
その後に青も俺と同じようなものを買っていた
桃
青
青
そう言った青の目線の先を見てみると、そこにはよくある旅行雑誌が置いてあった
青はその中の1冊を手に取ってパラパラとページをめくり始めた
青
青
そういいながら青が指さしていたのは隣の県の旅行スポットだった
そこには、木々の間に日差しが差し込んでいるような綺麗な写真や小川の写真が並べられていた
青
青
桃
桃
俺たちの手持ちは5000円
しかもさっき買い物をしたせいもあって、今の手持ちは3800円程しかない
これだけのお金で2人分の交通費を出すことは不可能に近い
でも、青からはまさかの答えが帰ってきた
青
桃
青
桃
桃
青
青
青
青
青
桃
桃
青
正直、飛び抜けた話だと思って聞いていたけど、青が俺の事を不安そうに、しかも上目づかいで見つめてくるものだから承諾してしまった
自分でもチョロい奴だなと思ったけど、可愛すぎる青が悪いと思う。
それに青が言っていた、死ぬ時くらいは誰もいない静かなところで死にたいという意見には同意見だった
俺も青も人間関係においてはろくな事がない
せめて最後は俺たち以外、誰とも関わりたくないというのが本心だろう
桃
青
桃
青
俺は覚悟を決めて、青と2人で店を出た
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
sakura
コメント
5件
フォロー失礼します
初コメ失礼しますッ、、、! 上手く言葉で表せないんですけどあの、、、好きです✨←語彙力 フォロー失礼します🙇♀️💦