ぺいんと
静かに側にいる事数十分、初めはとても沢山あった砂は何は跡形もなく何処かに消えてしまったようだった
らだ美
らだ美
そう伝えてくれたらだ美の顔は 先程よりも表面的には良さげに見えたが何かとても引っかかる
まるでそれは、僕たちを心配させないためにうわべだけ取り繕った笑顔に見えてならない
ぺいんと
記憶がないのになぜそんなことがわかるのかは僕もわからないけれど無理をして欲しくない僕は彼の腕を掴んだ
ぺいんと
らだ美
僕が掴んだ腕を優しく離すと 彼は僕の指と自身の指を絡めぎゅっと離れないように握った
らだ美
ぺいんと
ぺいんと
無理をして欲しくない気持ちと 相手の意見を尊重したい気持ちがぶつかり合い何も言えないでいると、僕の手を引いて図書室の入り口に向かって歩き始めた
らだが待っているであろう場所に向かっていると前を歩いていたらだ美が僕の口をいきなり押さえてきた
ぺいんと
少しだけ驚きはしたものの、何もないのにらだ美はそんな事をしないと知っているおかげから焦りなどは一切なかった
らだ美
彼も僕が冷静である事を察したのか自分の指を唇に持っていき音を発したらいけない事を動作で教えてくれた
猿山 らだ男
らっだぁ
本の間から出口あたりを見つめてみるとらだと対面にらっだぁが見えたのだが何か揉めている様子だった
猿山 らだ男
らっだぁ
らっだぁ
ぺいんと
猿山 らだ男
らっだぁ
2人とも小さく話しているので会話までは聞こえないが手が出るような喧嘩に発展しなちようで安心しつつ2人でらだの元に向かった
ぺいんと
もしもらっだぁが前のようにみんなを襲い始めてしまったらどうしようかと考えていたがそんな事はなく膝の上に乗せてくれた
猿山 らだ男
ぺいんと
ぺいんと
身に覚えのない事を謝られて混乱していると横の方でらだ美が険しい表情でらだに詰め寄っている事に気がついた
ぺいんと
らだ美
側によって話を聞きたかったが僕を掴む腕が強くなり彼から離れない
らっだぁ
猿山 らだ男
らだ美
ぺいんと
らだ美
猿山 らだ男
ぺいんと
確かにらっだぁが言っていることも一理あると納得した僕は抵抗するのを辞めらだ美達にの方に視線を向けた
らだ美
らっだぁ
らっだぁ
話を聞こうと耳を傾けたがタイミング悪くらだの言葉で強制的に終わらせられ殆ど話が頭に入ってこなかった
猿山 らだ男
らだ美
らっだぁ
ぺいんと
猿山 らだ男
らっだぁは僕を膝からおろしてくれ 彼を先頭に僕たちは図書室を後にし屋上に向かった
らだ美
ぺいんと
図書室は一階にあるので三階目指して階段を登っていると最後尾を歩いているらだ美に声をかけられ答えると腕を強く掴まれた
ぺいんと
らっだぁ
らだ美
ぺいんと
ぺいんと
猿山 らだ男
どうしてと聞こうと考えていると勢いよく腕を引っ張られ体勢を崩し僕は怖くなり目を閉じた
らっだぁ
そんな言葉が聞こえてきて目を開けるとそこにはラダ先生がにっこりと微笑んで僕を受け止めてくれていたようだった
らだ美
ラッダァ
僕を持ったままどうやって受け止めるのだろうかなどとぼんやり思っているとらだ美を地面に着く一瞬だけ止め地面に着地させていた
ぺいんと
今も心臓が脈打っている音が聞こえてくるがらだ美はちゃんと考えあってのことで安心した
猿山 らだ男
らっだぁ
けれど僕の心情とは真逆に 階段上の2人は先程のらだ美のように険しい表情をしている
らだ美
らだ美
らっだぁ
らだ美
猿山 らだ男
ラッダァ
ラッダァ
猿山 らだ男
ラッダァ
猿山 らだ男
らだ美
らだ美
ぺいんと
僕が割って入れる問題じゃないと思って静かにみんなの様子を伺っていると急に話を振られて驚き声が裏返ってしまい恥ずかしくて頷いた
らだ美
ラッダァ
猿山 らだ男
らっだぁ
こうして僕たちはギスギスした雰囲気の中屋上に向けてまた足を進めた
その後は特に何事もなく屋上に着くことができた
ぺいんと
らだ美
らっだぁ
らだ美
グラウンドを見渡せるぐらいの高さがあり奥の方に栄えた街があるのが見える
猿山 らだ男
ラッダァ
テンションが上がっている僕たちと違い先生達はらだおのことを心配しているようだった
猿山 らだ男
ラッダァ
猿山 らだ男
青井 らだお
ぺいんと
ぺいんと
猿山 らだ男
少しして反対側のドアかららだおがやってきたので抱きつこうとすると隣にいたらっだぁに止められてしまい近づく事はできなかった
青井 らだお
ラッダァ
青井 らだお
どうやらあちらも同じようでラダにより腕を掴まれているのが見えた
らだ美
青井 らだお
青井 らだお
らだ美
彼の言葉に全員一致したのでそのままヘリに乗り込むことになった
青井 らだお
ぺいんと
らだ美
らっだぁ
青井 らだお
ぺいんと
ヘリが飛びたち下にいるらっだぁとラダに手を振っているとグラウンド場に2人人がいるのが見えた
らっだぁ
ぺいんと
ぺいんと
青井 らだお
ぺいんと
口から考えていたことが漏れていたようで隣にいたらだぉが運転しながら反応してくれた
らだ美
らだ美
ぺいんと
そんなはずはないと思い僕も視線をグラウンド場にやるがそこにはらーくんの姿以外はなかった
ぺいんと
らっだぁ
青井 らだお
ぺいんと
青井 らだお
らだ美
らっだぁ
らだ美
ぺいんと
ほとんどと言っていいほど僕はこの世界について知らないので一旦木偶か新しい人と考えてヘリで楽しく雑談をしたのだった
黒猫
黒猫
白猫
黒猫
黒猫
白猫
コメント
15件
猫さんの作品って全部魅力があって惹きつけられるような感覚になるんですよねぇ 毎度毎度素晴らしい物語をありがとうございます✨✨
ヘリに乗ってどこ行くんだろ? らーくんと居たのはらっだぁ、だろうけど何処のらっだぁ何だろ?プレイヤーの可能性は?
続きだー!最後の新しいらっでぃだれなんだろ、レダーではないし、ラディでもない?うーん(´・ω・`)わからん。気になること多すぎる! けど、最高なんだよね〜ほんと好き