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楽しく笑おう?一緒に遊んで

7 - 第7話 背中を押され、香り誘われ

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2021年09月27日

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『どうする…どうする俺!』

最近好きかも?っと思い出した相手を家に止めるなんて、自分が言い出したことなのに恥ずかしくてたまらない。

たっつん

シオンちゃん、座っとってええよ。
お客さんやしな。

シオン

わかりました…

オズオズと行った感じで座ったシオンちゃん。

『俺、ソファーのあの位置もう座れんわ』

たっつん

ごめん、ちょっと席外すな?
すぐ戻ってくるから!

結局、俺は逃げた。

たっつん

じゃぱぱ!

たっつん

じゃぱぱ!

逃げた先はじゃぱぱだった。

じゃぱぱ

なにー?

じゃぱぱ

どしたの?

たっつん

女の子家に止めることになった!

じゃぱぱ

はぁ?

じゃぱぱ

あー、あの子か…
逃げないで間を埋めに行けよ

たっつん

そうなんやけど…

じゃぱぱ

俺に話してる暇があったらあの子の話聞いて笑わせな?

じゃぱぱ

今はたっつんにしか出来ないことだよ。

ハッとした。

たっつん

…そうやな。
さすがリーダー、背中押してくれんね

たっつん

逃げた俺が悪いわ。
今からでも行ってくる。

じゃぱぱ

ん。期待してる♪

いつも笑って背中を押すリーダーは凄い。

俺とは段違いなんやと思いつつ、シオンの方へ向かった。

シオン

!…おかえりなさい。

ドアの空いた音に反応した。

パッとそっちを向くと、彼がニィっと笑っていた。

たっつん

ご飯食べようか。
嫌いなものとかある?

シオン

苦すぎるもの、辛すぎるものじゃなければ…

たっつん

普通なら大丈夫そうか。

たっつん

んじゃ、作るから待っててええよ。

手伝おうかと立ち上がろうとしたのに先に言われた。

言い返す言葉もなくて、その場で縮こまった。

たっつん

…なぁ、1つ聞きたいことがあんねん。

シオン

…はい。

ご飯を作る彼から口を開いた。

何を聞かれるのかは昔のことだろうと、少し身構えた。

たっつん

シオンちゃんは、好きな人とか出来たことある?

そんなこと聞かれると思わなかった。

目を見開いて彼の方を見ると目が会い、また眩しい笑顔を作った。

たっつん

俺は別に、シオンちゃんの昔のこと知りたいわけじゃないねん。

シオン

それはどういう…

たっつん

もちろん、嫌なことがあるならちゃんと聞くし、助けになりたい。
でも、昔のこと思うよりさ

たっつん

新しく楽しい思い出作りたいなって思ったんやけど…

たっつん

女の子の楽しいことって恋バナやと思ったんやけど…違ったかな?

女性への独断と偏見が凄いが、私の事を思ってくれてることはわかった。

シオン

…そうですね。
昔から好きな人は出来たことはありません。

シオン

憧れる人も、目標にしてる人も、これからずっと、共に居たい人も…

シオン

私の中では、全員が同じ。
自分だけが取り残されたような、自分だけが外れたような感じなんだと思います…

ソファーの上で膝を抱え、小さくなった私の前に、カレーを置いてくれた。

そして、隣に座った彼は私の頭をまたワシャワシャ撫でてくれる。

たっつん

そっか。

たっつん

俺も、他のみんなと同じなんか?

シオン

……わかりません。

シオン

でも、ここまで近づけた人は初めてかもしれませんね…

たっつん

とりあえず食べようか。
話は食べながらでも聞くからな

スパイシーな匂いに誘われて、2人で口を運んだ。

はい、どうもこんにちは。

今回はなんの進展もなさそうですね。

シオン

美味しかった

カレーの感想w
そりゃよかった。

性格の割に結構食べるよね

シオン

そうですかね…?

わかんね…

たっつん

いやー、ここからどう繋げるんや?

自分でも分からん

たっつん

やばいやん。

じゃぱぱ

毎回そんな感じでしょ?

さすがリーダーわかってるぅ

じゃぱぱ

あ、ありがと?w

まぁ、なんとか繋げますよ。
恋愛に発展するか分かりずらいですが。
なんとか突っかかりを作ります。

皆様、毎度♡とコメントありがとうございます

これからも自分のペースで頑張ります

それではまたどこかで

おつぴちー

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