なんで、なんで。
なんで置いていったの、
お願い、戻ってきてよ
ねぇ、目を覚まして
抱きしめて、
キスして
置いていかないでよ…
りうら
散らかった部屋
空を見つめる自分
何もかもがどうでも良くて
全てが色あせて見える
りうら
叶わない言葉が
孤独(ひとり)の部屋に 溶けて消えた
Jingle Bells Jingle Bells ~♪
遠くから微かに聞こえる歌
色とりどりに輝く木々。
一緒に歩いた道だったよね
りうら
悠佑
悠佑
りうら
りうら
悠佑
りうら
悠佑
明るく笑う彼
いつもの彼だが そんなこと言っている場合でもない
りうら
悠佑
りうら
りうら
ずっとずっと、会いたかった彼
悠佑
そこから2人で沢山話をした
嬉しかった
彼といられることが
悠佑
りうら
悠佑
りうら
悠佑
悠佑
その一言で全てを察した
りうら
だんだんと消えていく彼
りうら
ずっと見ていたいのに 涙で視界がぼやける
悠佑
悠佑
悠佑
静かな微笑みと自分を残して
彼は冷えきった空に消えた
彼が座っていた椅子から
鈴が落ち、 また孤独(ひとり)の部屋に響いた
25時会いに行きます__
終わり
このお話は全てフィクションです
コメント
30件
25時、という題名をみて25時、ナイトコードでが頭に思い浮かんだのは私だけ、、、?そして毎回神作です。ありがとうございます
あぁ…『助けに来たかった』 存在するはずもない25時…日が変わる、その瞬間だけ愛に来れる幽霊…?凄く素敵だね……