/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
さとみ
そっ、か
さとみ
じゃあ、俺もう行くから、
ころん
え、ちょ、
ころん
さとみくん大丈夫？
さとみ
え？
ころん
最近少し変だよ？
莉犬
それ、俺も思ってた
さとみ
、、、
絶対に言えない
言えるわけがないよ
でも、
言いたい
隠し事をするって
こんなにも辛いことだったんだ
さとみ
んーん
さとみ
なんでもないよﾆｺｯ
ころん
、、、
ころん
そっか、、
莉犬
え？
莉犬
いや、嘘に決まっt
ころん
莉犬くん行こっかﾆｺｯ
莉犬
でも、
ころん
行こ？
莉犬
う、うん
さとみ
じゃあな
莉犬
バイバイ
さとみ
はぁ〜
さとみ
お前らのせいでもあるからな
さとみ
お前らがそんなに仲良くするから
さとみ
、、、
さとみ
だから、
さとみ
余計に言えなくなるんだよ
ﾎﾟﾂ
さとみ
ぁ、、、
ﾎﾟﾂﾎﾟﾂ
さとみ
あ、雨だ
さとみ
ちょうどよかった
ﾎﾟﾂﾎﾟﾂﾎﾟﾂ
だって、
雨が降ってないと
バレるから
ｻﾞｰｻﾞｰ
さとみ
あーあ、
さとみ
強くなってきたな
さとみ
はやく帰らなきゃ、
さとみ
、、、
そう思ってるのに、
思ってるのに、足が進まない
さとみ
なん、で、、
さとみ
なんでだよﾎﾟﾛ
さとみ
俺だけを見ろよｸﾞｽﾞｯ
お前は俺を見てくれない
でも、あいつは違った
何してるんですか？！
さとみ
え？
急に雨が止んだ
いや、
傘を差してくれたんだ
誰が？
るぅと
こんな所で何やってんですか？
さとみ
ぇ、、
さとみ
るぅ、と？
俺は知ってる
お前がなんで俺にキスしたのか
全部俺のため
俺が傷つかないように
全部俺のためだって
でも
俺は気づいてないフリをしていた
さとみ
るぅ、と、、
るぅと
どうしたんですか？
るぅと
はやく帰らないと、、、
でも、もう決めた
自分の心に嘘はつかない
さとみ
好き、、
るぅと
へ？
さとみ
ずっと気づいてたﾎﾟﾛ
るぅと
え、ちょ、
さとみ
ころんが莉犬と付き合ってることも、
さとみ
俺のことをもう好きじゃないのも、
るぅと
、、、
さとみ
全部わかってた
さとみ
でも、気付きたくなかったﾆｺｯ
ｷﾞｭ
さとみ
へ？
るぅと
無理しないでください
さとみ
な、
るぅと
僕はさとみくんのことが大好きですﾆｺｯ
さとみ
うぅ、
さとみ
うわぁぁぁぁぁぁﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
その日初めてあいつのことで泣いた
今まで溜めていた涙を全て出した
迷惑なのはわかってた
けど
あいつの腕の中はすごい安心できた
隠し事
♡2000
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
