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このお話は 「君に残る物語」さんのお話を参考にしています
このお話を最後まで見てくれた人は ぜひ他の人にも話してみてください
貴方は無意識の内に、 人の人生を変えているのかもしれません。
三分後の犯人
ya
コンビニのレジで、前に並んでいた男が突然そんなことを言った。
独り言にしては、妙にこっちを意識している気がした。
et
ya
適当に相槌を打つと、男は振り返って笑った。
ya
黒いパーカー、無造作ヘア、年齢は二十代前半。どこにでもいそうで、どこか違和感のある顔だった。
et
ya
男はそう言って、ガムを一つポケットに入れた。
店員
店員は気づいてない。....いや、気づいているのに見ていないふりをしているようにも見えた。
ya
男はレジを通り過ぎ、 何事もなかったかのように外へ出る。
et
......なぜか、私はそれを追いかけていた
ya
店の外、街灯の下で男が振り返る。
et
ya
男はポケットからさっきのガムを取り出し、私に投げた。
ya
et
ya
軽く言うな、と思った。 でも不思議と、嫌な感じはしなかった。
ya
男は歩き出す。私の自然と横に並んでいた。
ya
et
ya
ya
et
ya
ya
男は淡々と話す。
ya
et
話が広がりすぎてる。
et
ya
男はあっさり言った。
ya
気づくと、さっきのコンビニからだいぶ離れていた。人道りも少なく、やけに静かだ。
ya
男が立ち止まる。
ya
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ya
言われて思い出す 信号を渡って、スマホを見て、それから__
et
ya
男は満足そうに頷いた。
ya
ポケットを探る。 財布もスマホもある。
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ya
言われた瞬間、気が付いた。 確かに、家の鍵がない。
ya
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ya
男はポケットから、見覚えのある鍵を取り出した。 私の家の鍵だった。
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ya
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手を伸ばすと、男ら少しだけ鍵を引いた。
ya
et
ya
意味がわからない。
ya
et
ya
男は淡々と続ける。
ya
男はもう一つ、ポケットから何かを取り出した。
小さなナイフだった。
ya
男は言う。
ya
et
ya
じゃあなんでそんな話をするんだ。 そう言おうとして、言葉が出なかった。
ya
男は少しだけ笑った。
ya
沈黙が落ちる。 遠くでパトカーのサイレンの音が聞こえた。
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ya
男はあっさり鍵を渡してきた。
ya
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ya
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ya
男は背を向けて歩き出す。
ya
振り返らずに言った。
ya
次の日。 ニュースを見て、手が止まった。
コンビニ店員、万引き犯を、取り押さえる 画面に映ったのは、昨日のあの店だった。
ポケットの中で、ガムの包みがカサッと音を立てる。
あの男の言葉を、ふと思い出した。
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