テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

まっきー(ぬっしっし)

ご覧いただきありがとうございます

まっきー(ぬっしっし)

そういえば、世界観の説明してませんでしたね

まっきー(ぬっしっし)

ざっと説明すると、
この世界は私達が生きる世界とはちょっとちがっていて、政治とかがあまり発達していなく、貧富の差が凄いです

まっきー(ぬっしっし)

また、強い感情とかで魔法が引き出せるみたいな設定もつけようと思ってます

まっきー(ぬっしっし)

結構重要なことでしたね
ぐだぐだですみません

まっきー(ぬっしっし)

では1話です

空白の部屋

AM7:00

空白 夜水

(……孤児院に来たのはよかったけど)

空白 夜水

(見るからに怪しい…)

空白 夜水

(……? 机に何か置いてある)

おはよう。 確か、君は今日が初めてだったよね? この孤児院では朝起きたらまず、机の上に置いてある注射を打つんだ。 みんなが病気にかからない為の注射だから必ず打ってね。 注射を打って身支度をしたら8:00からみんなで朝食を食べるから食堂に集まってね。朝食の時間までは好きに過ごしていていいよ。 あ、‪︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎部屋からは絶対に出ないでね︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎ では、君が良い1日を過ごせますように。 院長より

空白 夜水

(手紙…と注射器?)

空白 夜水

(…怪しい…こんな真緑の薬見たことない…)

空白 夜水

(…まぁ、どうでもいいか)

空白 夜水

(早く打とう)

空白 夜水

………

コンコンコン

空白 夜水

………?

???

おじゃましまーす!!

空白 夜水

……誰?

???

おはよう!驚かせてごめんね、

延寿堂 波瑠

僕は君の部屋から右に3つ進んだところの部屋にいる、延寿堂波瑠だよ!!

空白 夜水

……波瑠…くん…?

延寿堂 波瑠

そう!新しい子が来たって聞いたからさ、来ちゃった!!

延寿堂 波瑠

これからよろしくね!

延寿堂 波瑠

君は?

空白 夜水

…私は、空白夜水
……よろしく……

空白 夜水

……波瑠…くん、君、部屋から出ちゃいけないんじゃ……

延寿堂 波瑠

大丈夫!ちょっと出てもバレないし、バレても︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎鞭で打たれる︎︎"︎︎だけだから!

空白 夜水

(……鞭で打たれる︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎だけ︎︎"︎︎……)

空白 夜水

(……そういうことか……)

空白 夜水

(あの真緑の薬もきっと……)

空白 夜水

(私、やっと死ぬのか)

延寿堂 波瑠

それより僕、君とお話したいな!!

空白 夜水

お話……

延寿堂 波瑠

話すっていっても、僕が話せることはないし………

延寿堂 波瑠

あ、そうだ!
僕、君に聞きたいことがあるの!!

空白 夜水

聞きたいこと?

延寿堂 波瑠

君、ここに来る前は外にいたんだよね?

延寿堂 波瑠

僕、小さな頃から孤児院にいて、外の世界のこと全然知らないんだぁ、

延寿堂 波瑠

だからさ、︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎外の世界がどんな感じだった︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎か、教えてくれない?

空白 夜水

...……

空白 夜水

(外の世界がどんな感じだったか、か……)

延寿堂 波瑠

空は青かった?花は綺麗だった?

延寿堂 波瑠

友達はいた?ピクニックとか行ったの?

空白 夜水

………

空白 夜水

外の世界はね、空は青かったよ。花は綺麗に咲いてた

空白 夜水

(空は灰色だった。花は全部枯れた)

空白 夜水

友達は沢山いたよ、沢山助けてくれた

空白 夜水

(ただ見るだけで、同情しかしてくれなかった)

空白 夜水

とっても素敵な世界だったよ

空白 夜水

(クソみたいな世界だった)

空白 夜水

………

空白 夜水

(この子に、本当のことを言えない)

空白 夜水

(なんで?どうでもいいはずなのに)

空白 夜水

(この子が可哀想だから?)

空白 夜水

(違う、私が……)

空白 夜水

(昔に戻りたいだけだ)

空白 夜水

(この子に嘘を付いて、現実逃避して、世界は昔のままだって自己暗示をかけてるだけなんだ)

空白 夜水

(………昔のことは、もう思い出さないって決めたのに)

延寿堂 波瑠

やっぱり、本で見た通りなんだ!!

延寿堂 波瑠

いいなあ、羨ましい!!

延寿堂 波瑠

僕ね、いつか此処を出て、外の世界を見るのが夢なんだ!!

空白 夜水

…そう…なんだ……

延寿堂 波瑠

外の世界でね、友達と一緒に過ごしたり、綺麗な花が咲く野原を散歩したり、

空白 夜水

…………

延寿堂 波瑠

……ねぇ、君も一緒に外の世界に行かない?

空白 夜水

!!

延寿堂 波瑠

ずっとここにいるのはきっと飽きるよ!
こんなところさっさと出たいでしょ?

延寿堂 波瑠

それに、僕頭悪いから、一人じゃ脱出できないんだ

延寿堂 波瑠

おねがいっ!!!

空白 夜水

………

空白 夜水

(もう、どうでもいいのに、)

空白 夜水

……考えとくっていうのはあり?

延寿堂 波瑠

!!

空白 夜水

(なんでだろう、なんなんだろうこの気持ち)

空白 夜水

(早く、ここから出たいって全細胞が嘆いてる感じ)

空白 夜水

(まだ、忘れられないんだな)

延寿堂 波瑠

い、いいの?

延寿堂 波瑠

(初めて僕の考えを真面目に受けいれてくれた…)

延寿堂 波瑠

(みんなに否定されたのに…)

波瑠の記憶

孤児

そんなに上手くいくわけないだろ!!

孤児

バレて殺されたらどうするんだよ!

延寿堂 波瑠

で、でも……

孤児

うるせぇ!!お前みたいにいつまでも夢を見ていられるわけじゃねぇんだよ!!!

延寿堂 波瑠

っ………

延寿堂 波瑠

っ……ありがとう……

空白 夜水

………

延寿堂 波瑠

あ、じゃあ、僕もう戻るね

延寿堂 波瑠

じゃあまた食堂で!!

空白 夜水

……うん、またね、

空白 夜水

(さて、これからどうしよう……)

この作品はいかがでしたか?

49

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚