誠一
まどか
誠一
そこから数年が経ちオレと恵美は大人になった
夢だった花屋にもなれて、恵美も恵美で今話題の画家として世界中でその正体を突き止めようとする人がいる状態だ、多分この時がお互い夢を叶えて笑いあえていたから幸せだった。
誠一
まどか
僕、ネストに入るか迷ってるんだ。
まどか
誠一
まどか
誠一
まどか
そこから1年ほど後。
まどか
色々な色が混ざり、真っ黒になったキャンバスの前で恵美はもう嫌だとでも言うかのように笑いながら涙をこぼしていた。
まどか
そう言いながらこちらを見つめる恵美の体がとけ始め、やがてただの液体となって消えていった。
誠一
まどか
誠一
まどか
まどか
まどかがそう叫んでからオレは必死で健三のことを探すがどこにも見当たらない。…恐る恐るベットの下を見てみるとスマホの録音機能をつけっぱなしにしながらすやすやと寝ている健三がいた
誠一
まどか
健三
健三
健三は起き上がろうとした時、ベットに思いっきり頭をぶつけたようでゴツン!という音が部屋に響いた
誠一
健三
誠一
しばらくするとやっと出てこれた…と疲れた顔した健三が出てきた。
まどか
健三
健三
誠一
健三
誠一
ふいに時計をみると針は9:45を指していた、そろそろ準備をして2日目を楽しみたいところだが……
まどか
という恵美の声により、諦めるしか無くなったのでとりあえずオレも二度寝をすることにした。
起きて時計を見ると時刻は10:30を指していた、恵美と健三はぐっすり寝てるし1人だけ抜け出して飯を食いに行こうとしたが恵美ががっしりオレのことを掴みながら寝ているのでまず恵美をどかさなければいけない。
誠一
健三は恵美と一緒に寝られてとても幸せそうな顔をしているし、恵美もいい夢でも見てるのかいい笑顔で寝ている。
誠一
どうせ恵美は起きていない、ならばこっそり……
キスをしてもいいだろう、もちろん口ではなく頬に。
誠一
そういい満足気に部屋を出ていこうとしたところ、誰かに腕を掴まれて後ろを見たら恵美がこちらをじっと見てきていた。
まどか
誠一
これはまずいと話題を色々考えるもどれも薄い内容ばかりだ。
まどか
最悪や‼︎‼︎
幼馴染の記憶力をこんなに恨んだことなどあっただろうか、とりあえず恵美の力は弱いので何とか振りほどいてオレはホテル内で食事を取れる場所を急いで探し、そこに向かった。
誠一
健三
誠一
誠一
健三
誠一
健三
誠一
健三
誠一
誠一
健三
そこから12分ほど後
まどか
誠一
まどか
健三
まどか
誠一
まどか
誠一
健三
誠一
健三
まどか
誠一
あの夢も朝のキスも、紅茶で流されたかのようにオレの心はすっかり穏やかなものになっていた。
主
主
主
コメント
2件
なんて尊い小説なんでしょう(*´ω`*) 誠一くんが、だんだん穏やかになって来てるのも、まどかさんも誠一くんに想いを伝えていってるのも全部が素敵です✨ 続きを待ってます(*´ω`*)