こんにちは〜っ!
第2話-通学路-
です‼️
じゃあれっつごー!
*蒼は病気のため学校に行けていません
車のエンジンをかけると、やっと静かになった……
と思いきや、すぐに遥斗のため息が聞こえた。
遥斗
助手席に座る遥斗は、寝起きのぼんやりした顔のまま小さく眉をひそめている。
責任感の塊のような子だから、どうしても学校のことや友達関係、部活のことまで抱え込んでしまう。
俺は運転しながら軽く肩を叩いた。
父
言葉に少し反応したように、遥斗は小さくうなずいた。
後部座席では海斗が早速騒ぎ出す。
海斗
父
海斗は寝ていた間の抜けた学年分の焦りを抱えつつ、明るくおしゃべりしながらもどこか不安そうだ。
座席の隙間から顔を出して、「ねえ、父さん、信号赤だよ!」と叫ぶ。
朝から元気全開である。
俺は思わず笑ってしまった。
心海は後ろの端に座り、カバンを膝に置きつつ、しっかりと髪を整えている。
心海
彼女はまだ小さいのに落ち着いていて、家の中では姫扱いされているせいか、どこか余裕すら感じさせる。
小さな手で鞄の中を確認しながら、今日の予定を思い描いているようだった。
車が交差点に差し掛かると、海斗がまた騒ぎ出す。
海斗
父
俺が運転しながら叫ぶと、遥斗が小さく笑った。
心海はちょっと呆れた顔で、「本当に騒がしい兄たちね」と言いたげだ。
信号が青に変わると、海斗が勢いよく窓の外を覗き込む。
海斗
父
ほんとに、うるさいやつだ。
そんなに騒がしい車内でも、俺は静かにハンドルを握る。
子供たちがどんなに騒ごうと、喧嘩しそうになっても、俺の愛情の目線は変わらない。
今日はどんなハプニングが起きるのか……
ちょっと楽しみでもあり、不安な朝の通学路だった。
今回も最後まで見てくれてありがとうございました!
つまらない小説ですが楽しんでくれていたらいいな。
じゃあ今回はここで終わります!
3話も見てね。
ばいばーい!
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