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母
母
母さんは、少しニヤニヤしながら言ってきた。
母
スマイル
俺がそういうと、え…?と母の声が聞こえた。
母
スマイル
俺は元々誰にも言う気がなかった。親にも兄弟にも。ずっと隠して生きていくつもりだった。
母
母
母はそう言うと、ニコッと笑った。
スマイル
スマイル
母
スマイル
母は、此処から遠い城へ向かっていった。
???
母が離れた途端、聴き覚えのある声が聞こえた。
この声は…
スマイル
姉ちゃん3
兄3
ええ???みんないるじゃん…。みんな盗み聞きしてたんか…。
姉ちゃん3
姉2
姉4
姉ちゃん3
兄3
兄2
なんか…俺だけハブられてる…? 嫌な感じ。
スマイル
姉ちゃん3
はい…?じゃあハブるなよ。
兄3
え???人間に???
スマイル
姉2
スマイル
姉ちゃん3
スマイル
え?みんな知ってたの???
兄3
兄2
スマイル
人間になれる道具…。
それがあれば俺は、海に出れる!!それで、少しでも近くで王子を眺めることができる!!
姉4
スマイル
姉4
姉2
スマイル
兄2
姉ちゃん3
スマイル
俺は、今すぐにでも飛び出してガラクタ屋を探したい気持ちでいっぱいになった。
スマイル
兄3
そういう兄さんの顔は、笑っていたけど、どこか寂しそうだった。
あれ?てか、みんなそんな顔してない?
スマイル
姉2
姉2の声は少し焦りと不安が混じっていた
スマイル
確信が持てなかったが、兄弟が大好きだから、兄弟のいうことは、できるだけききたい。
兄弟たちは、俺の曖昧な答えに安心したのか、目尻を下げニコッとした。
姉ちゃん3
俺は、兄弟たちに背中を向けて泳ぎ出した
姉4