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このお話大好きです!✨ (始まったばかりだけど、) 続き楽しみにしてます!✨
あれから朝食も食べ終わり、もう海へ出る準備はできていた。
父
少し待っていたら父さんが大広間に出てきて、そう問いかけてきた。俺の方が先に待ってたんだから、準備なんてもう済ませてるに決まってんじゃん。
きんとき
父
俺と父さんの他に、執事たちが俺たちの後をついてきた。
いつみても、この船はとっても大きくて立派だ。うっ…見上げていたら首が痛くなってきた。そろそろやめよ…
父
きんとき
そういい、俺も船に乗り込んだ。
船が出航してから30分くらい経ったときに俺と父さんは室内から出た。
父
きんとき
父
父さんが止めてるんじゃなかったんだ。
父
父
と、父さんはしみじみと言った。
きんとき
父
きんとき
俺は父さんの言葉をちゃんと聞いていなかったので、聞き流すことしかできなかった
父
将来…?
きんとき
父
きんとき
父
きんとき
父
父
きんとき
俺の言葉を予想し、次々と言葉を述べていく父さん。
父
父
きんとき
かっこつけて言っているのか…
きんとき
俺は“交際”から離れるために、他の話題をぶっかけた。
父
父さんはそう言いながら外の壁掛けにかけてあった釣竿を2本とってきて、1本を俺に投げてきた。
俺は投げられた釣竿をすっと片手でとってみせた。
父
父さんはニカリと笑顔を見せた。
あれから40分待っても、魚は来ない。なんで?
きんとき
父
父
人魚…?
きんとき
きんとき
父
父
それから父さんは自分のばあちゃんが人魚に会ったことがあるという話を始めた。
でも、どれもいい話では無かった。
人魚は、とても綺麗な歌声で人間を誘い込み、近づいてきた人間を船から引き摺り下ろして溺死させる
人魚は、人間を食い殺す
そんな話が続いた。
父
きんとき
会ってみないとわからない。
そんな
空想生物の話なんて