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mb
やっぱり豚平くんは優秀ね！
mb
また一位を取ったんでしょう？
mb
ーーーーーー！
mb
ーーー？ーーーーーー！
桃瀬豚平
…………………はぁ
またその話か…
大人はいつもいつも数字ばっかり
点数が…だの
何位で…だの
だからなんだという話
でも、その言葉達は
確実に俺を締め付けてくる
こういうのを、プレッシャーって言うんだっけ
俺にとっては、それが嫌で仕方なかった
mb
なぁ豚平！ここってどうやってやるんだ？
桃瀬豚平
ああ、ここはな…
mb
さっすが豚平！
mb
校長先生の孫なだけはあるな！！
桃瀬豚平
はは、そうかぁ？
嗚呼、まただ
きっと、彼自身に悪意はない
またプレッシャー
俺に俺以上の事を押し付けないでくれよ
校長の孫だからなんだ
俺だって死に物狂いで勉強したんだ
最初から頭が良かったわけじゃない
鬱島大
おお…とんち大丈夫そ？
桃瀬豚平
大先生…？
捏島孝行
大先生だけやないで！
鳥居希
せやで、俺らもおるわ！
天乃呂戊太
忘れんといてやぁ
桃瀬豚平
おお、すまんすまん
そっか、俺らには
みんながいるんだ
？？？
ーーーーーーー！ーーー！！
？？？
ーーーー？ーーーーー！！
桃瀬豚平
…………………？
何だ？今の記憶は…
思い出せない
誰だったんだ？
桃瀬豚平
……………？
鳥居希
トントン…？どしたん？
桃瀬豚平
え？ああ、なんでもないで？
鬱島大
学年1の秀才でいるんも大変そうやなぁ
適当に相槌を打ちながら考える
何か、忘れてはいけないナニかを、忘れている気がする
捏島孝行
って！トントォン！？
桃瀬豚平
……え？
気がつけば、涙が溢れ出していた
なんで…泣いとるん？
泣くなよ、俺は見守ってるからな
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