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傷だらけの手で、僕達は

第7話 - 怖い

2024年12月28日

#からぴち

#プロセカパロ

#うり

#ゆあうり

うゆ🦋❤️

うりの部屋　実家

うり

(……ああ、終わっちゃった)

うり

(結局、なにが面白いのか、わからなかったな………)

うり

(次、何見ようかな……)

うり

………

うり

(なにも、したくない)

うり

(でも、消える勇気もない)

うり

(だからって___生きていたくも、ない)

うり

(………こうして、なにかアニメを見ているのが__)

うり

なにも考えなくて、いい__

ﾋﾟﾛﾝ

うり

(こんな時間に、誰だろ……)

うり

……ゆい？

うり

…………

うり

(__まだ、ゆあんくんから連絡来てるのかな)

うり

(あれから、からぴちLINEもブロックしてるからわかんないけど)

ﾌﾟﾙﾙﾙ

うり

………？

うり

えとさんから……

うり

キャンセルでいいや……

うり

あ……間違え

えと

___うり

うり

えとさ……ん

えと

ようやく声が聞けた

うり

………ボクには干渉しないんじゃなかったの?

えと

………

えと

もう、シェアハウスにはこないの？

えと

……みんな、待ってるよ

うり

………知ってるよ

うり

それでも………

ゆあん

待って！！待ってってば！

うり

………っ

うり

___無理だ……

えと

………うり………

ﾌﾞﾁｯ

ゆあん

………

もふ

………うり、見つからないね

ヒロ

いそうな場所は、ひと通り行ってみたけど……時間が合わなくて入れ違ってる可能性もあると思う

るな

………そもそも、家から出ているんでしょうか

ゆあん

それは……

じゃぱぱ

……それでも、探すしかない

じゃぱぱ

今は、それしか出来ないから

たっつん

………

シヴァ

__せめて、スマホが繋がればいいんだけど

ゆあん

………っ

えと

………

ゆあん

えとさん……！

どぬく

どこに行ってたの?

えと

うりのところへ

ゆあん

え……！

ゆあん

で、でも、電話出ないんじゃ………

えと

今日は、偶然スマホを見ている時にかけたから出たと思う。

えと

おかげで、少し話ができた

ヒロ

そうだったんだ……

ゆあん

ありがとう、えとさん……！

ゆあん

それで、うりはどこにいるっぽいの？

えと

……うりは、家から出ていないっぽいよ

えと

あの状態だと、少なくともここ数ヶ月は

ゆあん

やっぱり……そうだよね

ゆあん

でも………それなら、どうすればいいの…………?

なおきり

………

るな

……………来るかわからないですけど、補習があるみたいですよ

ゆあん

え……

るな

うりさんを探してる時、ゆうとくんに会ったから少し話を聞いたんです。

るな

かなり休んでるから、補習の話が出てるみたいらしいです。

じゃぱぱ

そういえば前も、出席日数足りないから補習出ないと進級できないかもって言ってたね

るな

…………まだうりさんがスマホを見ていて、ゆいさんには最低限、連絡してるってことなら___

るな

なるべく、心配かけたくないって気持ちが
あるんじゃないかって思います

ゆあん

それって……

ゆあん

留年したら迷惑をかけちゃうから、補習だけは来るんじゃないか__ってこと?

るな

分からないですけど

ゆあん

(たしかに、ゆいさんとまだ連絡をとってるならその可能性はある。けど………)

ゆあん

(…………今のうりが、本当に………)

ゆあん

(……ううん。可能性があるなら、全部当たっておこう……!)

ゆあん

ありがとう、るな。先生に補習日聞いてみる！

ゆあん

それから___えとさん

ゆあん

ごめん。もう少し、うりのそばにいてもらっていいかな

えと

__わかった

ゆあん

ありがとう

数日後

ゆあん

___うん、こっちは大丈夫。来てくれてありがとう

じゃぱぱ

『__わかった。それなら、もう少し校門の近くにいるね』

ゆあん

よろしく

ゆあん

………のあさんも、学校サボらせちゃってごめん

のあ

『大丈夫ですよ。こっちのほうが大事ですから』

ゆあん

……そっか。ありがとう

ゆあん

__じゃあ、何かあったら連絡するね

ゆあん

(………今日が、先生から聞いた補習日)

ゆあん

(あれからいろんなところを探し回ったけど、やっぱりうりとは会えなかった)

ゆあん

(でも………今日なら、会えるかもしれない)

ゆあん

(補習は放課後って言ってたし、もしうりが来るなら、もうすぐなはず)

ゆあん

ちゃんと__話したい

ゆあん

(確実に話すのなら、教室で待ってるんじゃなくて昇降口に行ったほうがいいかな)

ゆあん

(………迷うけど、でも今から行ってすれ違うのも嫌だし、やっぱり教室で__)

ゆあん

(本当に、来るのかな……)

ゆあん

(でも、もうこれくらいしか可能性がない。これに賭けるしか__)

ゆあん

(……賭けるしか…………ないよね……?)

ゆあん

(でも、本当に、いいの……?)

ゆあん

(このまま………………..)

ゆあん

………

ゆあん

……………あ……

ゆあん

『__ごめん、みんな。ちょっとお願いしたいんだけど……………!』

うゆ

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