コメント
3件
リユ先生を処刑するなんて許さないのにリユ先生の誕生日に…逆にお前らが処刑されr((((
「おい、どうすんだよ」
「あ?何がだよ」
「死刑について」
「誰があいつを殺すんだ」
「そんなの修羅魏家のやつに決まってんじゃないのか?」
「いや、それが…」
「ほら、あの家最近当主が死んだだろ?」
「それにほら、子供たち2人はまだ未成年」
「そうなると消去法で聖葵が死刑執行人になるんだけど…」
「あぁ…なるほど」
「だったら他の御三家にやらせれば?」
「それがな…」
「巫家は仕事が多いからとてもじゃないが死刑執行なんて無理だ」
「そうなると式神家しか残ってないんだが…」
「式神家にはもう、榎戸しかいない」
「あぁ…そうかならやめた方がいな」
「"鬱病"なんだろ?」
「あぁ…ほんと、"2人揃って仲良く"ね」
リユ
リユ
夏樹 雨寧
とある日の休み時間
僕は生徒たちにあやとりを教えていた
修羅魏 優雅
柊 莉桜
修羅魏 優雅
ふわふわ
田噛 歩香
ふわふわ
田噛 歩香
リユ
修羅魏 聖葵
ガラガラと音が鳴ったと思うと、聖葵と榎戸が教室に入ってきた
燕 真琴
田噛 歩香
式神 榎戸
修羅魏 聖葵
式神 榎戸
修羅魏 聖葵
式神 榎戸
リユ
修羅魏 聖葵
リユ
僕は聖葵から封筒を受け取った
カラスのように真っ黒なそれは、誰からの手紙なのかがすぐにわかった
リユ
修羅魏 聖葵
僕は急いで封を開けた
リユ
頭が真っ白になった
何となく、予想はしていたけど
改めて言われると、やっぱりショックだ
式神 榎戸
リユ
急に音が遮断されたように何も聞こえなくなる
まるで、自分だけ別の次元に飛ばされたような、そんな感覚
田噛 歩香
歩香に手紙を取られて、現実に戻されたようにはっとなる
リユ
田噛 歩香
止めようとしたがもう遅く
既に歩香は内容を理解したのか 一瞬驚いたような顔をした
田噛 歩香
吹嵐 咲希
リユ
田噛 歩香
田噛 歩香
田噛 歩香
田噛 歩香
朱希
田噛 歩香
田噛 歩香
修羅魏 優雅
修羅魏 優雅
修羅魏 聖葵
リユ
リユ
リユ
リユ
修羅魏 聖葵
リユ
リユ
リユ
リユ
リユ
これが本音だった
随分前に家族を亡くして
会いたくて、死にたくて 何度も何度も自殺行為をした
それでも死ねなくて、もう死ぬことを諦めてたけど
これでやっと、死ねるかもしれない
リユ
修羅魏 聖葵
リユ
リユ
式神 榎戸
リユ
そう言って、僕は教室を後にした
リユ
教室をでて、すぐに足がすくんだ
上手く歩けなくて、そのまま膝から崩れ落ちた
リユ
どんだけ強がったって結局は死ぬのが怖いんだ
昔と違って、僕はもう幸せだ
家族に会えるなんて思いこんだけど、やっぱりダメだ
リユ