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伊作が怪我をした4

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伊作が怪我をした4

1 - 伊作が怪我をした4

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2022年05月27日

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深夜

仙蔵

皆集まったな。

留三郎

なんだよ急に呼び出して

仙蔵

伊作について、だ。

仙蔵

お前達も薄々気づいているんじゃないか?

文次郎

確かに伊作最近変だよな

小平太

前までは留三郎が不運な伊作を助けてたのに最近は仙蔵にたよってるみたいだしな!

長次

もそっ(やはり、この前の怪我の影響が少しあるんじゃないか?)

留三郎

…確かに最近は伊作と喋らないし、穴に落ちてるところをあまり見かけなくなった…

留三郎

だからってこの前の怪我が影響してるとは限らないだろ?

仙蔵

留三郎今なんといった?

留三郎

だから、この前の怪我が…

仙蔵

違うその前だ!

留三郎

えっ。最近は伊作と喋らないし、穴に落ちてるところをあまり見かけなくなった…?

仙蔵

そうだ、それだ。

仙蔵

おかしいだろ…伊作は前よりもよく穴に落ちている!

小平太

?!

長次

もそそっ(留三郎だけあまり見てないのは…おかしい…何か隠したいことがあるのかもしれないな)

小平太

そういう事か?!

文次郎

俺は結構な頻度で落ちてるところを見るぞ。

小平太

私もだ!

長次

もそっ(私も)

仙蔵

留三郎以外ここにいる全員が結構な頻度で見かけているのに、おかしいだろ。

留三郎

なっ…

留三郎

だからっ…だからどうしたって言うんだよ!たまたまかもしれないだろ?!俺は信じないからな…!

留三郎が部屋を出る

文次郎

全くあいつは何を考えてんだ?

長次

もそっ(仕方ないのかもしれないな…)

小平太

仙蔵

とりあえず、解散だ。

それから数日がたった

留三郎

(やっぱり伊作は俺になにか隠し事をしているのかもしれない。)

あれから留三郎は伊作をよく観察するようになった

伊作を観察しているうちに留三郎は皆が言っていたことについて脳裏によぎる

留三郎

(俺を避けていた理由はよく分からないが、何か隠していることがあって俺から避けているのかもしれない。)

留三郎

…なんで本当のこと言ってくれないんだ。(ボソッ

留三郎

?伊作…?

井戸の近くにいる伊作

伊作

ゴホッゴホッ…ウッ(屈む)

留三郎

伊作?!

伊作

?!

伊作

留三郎、?!

留三郎

大丈夫か?!やっぱりこの前の怪我の影響か?

伊作

?!…ちがうよ?

伊作

少し風邪気味なだけだよ。(微笑む)

留三郎

!…そうか、なら早く部屋に戻って安静にしていた方がいいんじゃないか?部屋まで送る。

伊作

そうさせてもらうよ。でも部屋までは1人で戻れるから大丈夫だよ。

留三郎

そうか。

伊作は部屋に戻った

留三郎

(風邪なんて絶対うそだ。俺には分かる…何年同室やってきたと思ってるんだ。)

留三郎はある決意を胸に歩き出す

伊作

ゴホッ…ボトボトッ

伊作

危なかった…留三郎にこれを見られなくて良かった。

伊作は吐血した

何度も彼は吐血していたのであまり驚きはしなかった

伊作

でも、咳き込んでいるところを見られたのはまずかったなぁ…

伊作

うまいこと騙せたはず…だといいな

伊作は気づいていた。自分の見え透いた嘘を留三郎は気づくと。

でも、それでも彼は言いたくはなかった自分の同室にそして口で。

伊作

言ってしまったら…僕はもう、ゴホッゴホッ。

伊作

(もう長くはないようだ…ほんとに死が近づいてる見たい。)

伊作

(もう目はほとんど見えていない…忍たまじゃなかったら今頃僕は…)

伊作は考えてしまった

自分がもし忍たまではなくただの農民だったらと

伊作

何も出来ず、ただ死を待つことになってただろうな…

伊作

少し疲れたから、休もうかな。

伊作は布団を敷き横になった

一方

留三郎

文次郎。

文次郎

なんだよ。

留三郎

伊作について話したいことがあるから六年い組の部屋に集まるよう皆に伝えておいてくれ。俺は少しやることがあるから頼む。

文次郎

…わかった。伊作のことについては俺もまた話したいことがあるからな。

文次郎

前と同じ時間だよな?他のやつにも声をかけておく。

留三郎

あぁ、ありがとうな。

今日ばかりは意見の合うふたりだった

それもそのはず、大事な友が一大事な時であるからだ

彼らは伊作におきていることについて気づくことはできるのか

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