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side 律
俺たちはいわゆる幼馴染だ。
お互い初めて会ったのは小学生の時で、仲良くなったきっかけは蒼が俺の家の隣に引っ越してきたことだった。
その頃から蒼と俺は暇さえあればお互いの家でゲームしたりとよく遊び、お互い一番仲の良くて気の合う友人だった。
蒼と俺は真反対のタイプで、 クラスでつるむ友人も異なっていたけど なぜか居心地がよく、 お互いが何を考えているのかすぐ分かるほど、気心知れた仲だった。
中学に入ってから蒼はサッカー部に入り クールだけどノリの良い性格から男女問わず人気者となった。
かという俺は、中学3年生の時に生徒会長に推薦され就任、 生徒会活動に勤しみながら、 学業と両立した中学生活を送った。
だが3年生の夏、蒼は両親の仕事の都合で転校していった。 蒼の転校後も俺たちは連絡を取り合っていたが、高校受験を控え、無事高校に入学した時には蒼の連絡先は変わっていて、お互い無通状態になった。
その後、全く蒼の現状を知ることなく高校を卒業。 俺は今年の春からT大学に進学することとなる。 そして入学式、新たな出会いに期待を込め正門をくぐり歩いていると…
蒼
律
蒼
律
律
蒼
律
律
蒼
蒼
律
律
律
蒼
律
律
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蒼
蒼
律
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蒼
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蒼
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蒼
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蒼
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蒼
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蒼
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蒼
律
蒼
律
交換中
律
律
蒼
律
そうして劇的な再会を果たした蒼と俺。 この後、すっぽり空いた3年半を埋めるかのように俺たちの歯車はまた動き出していく。