テラーノベル
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主
主
主
毎年、夏になると思い出す。
「あの人」のことを。
私と「あの人」は幼馴染。
生まれた病院も同じ。
家も隣。
両方のお母さんお父さんは 小中高の同級生同士
私と「あの人」は小学も同じだった。
私は今、成人していて、
親孝行として、週末、 実家に帰っている。
あの人は……
何処に居るかすらわからない。
一人暮らしは静かだ。
テレビを見よう。
連続殺人…か
怖いものだ。
何を理由にそんな事をするのだろうか
……………………………………
うたた寝してしまった。
もう日が登っている。
大学に行く用意をしよう。
夕方
…………………………………………………
……
何故か、嫌な予感がした。
予感というか、寒気がする。
汗が出て、冷えてしまったのだろうか。
1人で居たくない。
そんな気がした。
友達を呼ぼう。
電話、携帯は何処だっけ…
ピンポーン
………
こんなときに誰だろうか。
………
外に誰も居ない…
いや、ドアスコープの死角になっているだけで、
宅配かもしれない
!
「あの人」だ!
痛い。
腹から血が噴き出している。
知らなかった…
「あの人」が犯人だったなんて。
でも最後に会えて良かった。
そう思いながら、
「あの人」の血濡れた笑顔を見ながら、
色んな感情が腹から込み上げて来るのを感じながら、
私はゆっくり目を閉じた
主
主
主
主
解説が欲しい方は コメント欄で。
コメント
5件
スッ、スゲー!!Σ(゚Д゚ )
え、ちょ、ちょっと待って…!?!?!?😳💦 めっちゃ淡々とした日常描写からの急展開すぎて心臓止まるかと思ったんだけど!!最後の「最後に会えて良かった」って…もう…感情がぐちゃぐちゃ…😭💔 幼馴染で生まれた病院も家も隣で…って積み上げた温かみを、一気に血の匂いで塗り替える構成がエモすぎる…!「主」が直接話しかけてくる遊び心も楽しかったよ!続きとか別視点とか、もっと読みたい…!!💕