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連載ブクマ失礼します!
見つめる。
蒼
日差しひとつ入らないリビングで僕はただ壁を見つめていた
なにも考えてなんかいない
自分の感情を無にしたかった
苦しい感情を消したかった
辛い。
死にたい。
そんな感情がずっとずっと襲いかかってくる。
蒼
蒼
何が辛いんだったっけ、
あははは、もうわかんないな、笑
プルルルプルルルルルル
突然スマホが鳴った
蒼
蒼
蒼
黄
蒼
黄
蒼
蒼
黄
黄
蒼
蒼
蒼
黄
蒼
ツー ツー ツー
蒼
蒼
僕は乱暴にスマホとモバイルバッテリー、着替えだけをつめてスタジオへ向かった
- ̗̀⚠︎ ̖́-スタジオ前の廊下です- ̗̀⚠︎ ̖́-
蒼
蒼
ドアノブを握る手が震える
ガチャッ…ガチャッ
恐る恐る入ると休憩中であろうメンバーがいた
僕をチラッと見るとそのまま視線を逸らした
蒼
蒼
荷物を端に置いて壁に寄りかかりながらスマホをいじる
空気はしんとしていてとても誰かが話しかける雰囲気では無かった
蒼
今日はスタッフさんはいなく、僕の見た感じだと自主練しに来た感じだと思った
蒼
黄
黄
百
赤
橙
蒼
黄
黄
ボタンを押され、だんだんと音楽が流れてくる
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
蒼
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
でも、視線の先のメンバーは僕よりはるかに上手かった
悲しい感情と悔しい感情、恥ずかしい感情、色んな感情が混ざりあった
蒼
だんだんと視界がフェードアウトしていく
蒼
背中に強い衝撃が走った
目を覚ますと事務室のベッドに横になっていた
蒼
蒼
蒼
体を起こそうとすると頭にズキズキと痛みが走った
蒼
だるい体を無理矢理起こしスタジオへと向かった
- ̗̀⚠︎ ̖́-スタジオへの廊下の途中- ̗̀⚠︎ ̖́-
赤
2人が階段に座って喋っていた
黄
黄
蒼
赤
赤
黄
黄
固まる思考と裏腹に体が勝手に近寄っていった
蒼
黄
黄
赤
蒼
蒼
2人は焦った顔をしてスタジオへと走っていく
蒼
「全部失ったわ。笑」