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俺は。
きんとき母
パリンッ、 (ガラスが割れる音)
きんとき父
きんとき父
こんな家計で育った。
きんとき(小学生)
きんとき(小学生)
「あんたは黙ってて!」 「おまえは黙ってろ!!」
何をしても「黙れ」しか帰ってこない会話。
シャークん(小学生)
きんとき(小学生)
きんとき(小学生)
俺には弟がいた。
俺は“おにいちゃん”だったから小学生なりにもっと責任感を感じてたのかもしれない。
でも、そんな俺の唯一の話し相手、大切な弟が
親の手によって売られた。
オークションで売られたらしい。
1000万で売られたって聞いた時は一生分の涙を流した思い出しかないなぁ、笑
高校に入ってからは2個下のnakamuと出会い、
お互いが似た感じの家計育ったことがきっかけで仲良くなった。
それからお互いがお互いを好きになり。
気持ちを伝え
付き合った。
俺の弟と同級生のnakamuは
親とクラスメイトに追い込まれ
俺と同じところで自殺をした。
今も意識が不明で起きるか分からないらしい。
きんとき
きんとき
きんとき
どうすればいいんだよッ、…
きんとき
nakamu
起きる気配はいつもない。
ただ、寝てる彼女を見つめては「帰ってきて」と一点張り
俺が自殺未遂をしたのは今から3ヶ月前。
親という存在に耐えきれなくて
屋上から落ちた。
でも不幸なことに死にきれなかった。
俺が目が覚めたあとは泣きながらnakamu怒ってくれたなぁ、笑
今は親も弟も家に居ない。
恋人だって話せない。
きんとき
きんとき
このままじゃ、また自殺未遂を犯しそうと自分で判断して
俺は海外に旅行に行った。
親が置いて言ってくれたお金を使って
たったの1週間だけ。