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俺にはね大好きな彼氏が居るんだ。
優しくてかっこよくて背も高くてモテモテな彼氏
悲しかった時や寂しいときは優しくハグをして包み込んでくれる
色んな場所に連れて行ってくれてプレゼントも沢山くれた
いつも「俺は莉犬しか見てないから安心しろ」
と、耳元で優しく呟いてくれる
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
莉犬
さとみ
どんな時も
莉犬
さとみ
莉犬
莉犬
さとみ
どんな俺でも
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
いつも可愛がってくれた
一緒にご飯を食べたり、映画を見たり、お買い物に行ったりしてさとみくんと居ると毎日が幸せだった
だけど、ある日…
さとみ
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
いつものようにデートをするはずだった
だけど、違った…俺があんな事言わなければ、こうはなっていなかったのかもしれない
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
莉犬
さとみ
莉犬
普通に走ってただけなのに
知らない人
さとみ
莉犬
キキー!
ドン!
運良く俺は軽傷で済んだ
莉犬
そこには体が傷だらけで頭から血を流している
莉犬
さとみ
莉犬
名前を呼んでも喋り掛けても返事をする事は無かった。
莉犬
莉犬
莉犬
莉犬
莉犬
さとみ
莉犬
莉犬
莉犬
莉犬
さとみ
何を言っても返事は来ない
遠くから救急車の音が聞こえてくる
莉犬
さとみ
さとちゃんの声が脳内で再生される
「大丈夫」「可愛いw」「好き」「莉犬らしい」「お前は悪くない」「このご飯美味!」「よしよし」
莉犬
莉犬
莉犬
俺は驚きと悲しみが限界を超えて意識を手放した
莉犬
気が付いたら病室で寝ていた
さとちゃんの姿はない
莉犬
また泣いてしまった
莉犬
莉犬
もうこの世にさとちゃんは居ない
俺のせいで事故が起きた
俺があそこに行きたいなんて言わなければさとちゃんは生きてたかもしれない
莉犬
なんで俺が生きるんだろう
勿体ない…どうせなら俺が死にたかった
でももうすぐその時が来る
莉犬
俺はベットから降りて病室を出る
ガラ バタン
莉犬
俺の行く場所は決まっている
莉犬
深呼吸をして
景色を見渡す
莉犬
タン
フェンスを飛び越えてから見える世界
やっぱり怖い。
でも俺はさとちゃんしか居ない
こう考えている内に
地面が近づいてくる
莉犬
そして、身体に激しい痛みが走り俺は永遠に意識を手放した
そう。これが
世界であったたった一つの恋。