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なえ
なえ
なえ
なえ
なえ
なえ
なえ
なえ
なえ
なえ
If
If
If
僕は
海を
見つめながら
彼に
想いを告げた
彼は
驚いた顔をして
すこし
困ったような笑顔を見せて
初兎
初兎
そう言った
その言葉は
どのくらい
僕に傷をつけたのかは
分からない
自分を慰めるように
''それが普通''
''ありえないこと''
と言い聞かせようとしたとき
初兎
しょにだが
言葉を続けてきた
初兎
初兎
初兎
一瞬
思考が止まった
好きなら
If
どうして
If
付き合ってくれないの？
If
If
初兎
また
困ったような笑顔を見せて
そう言った
If
If
何度話しかけても
何度絡んでも
彼は
いつも通り
初兎
と返すだけ
If
アニキに
If
ないこに
If
If
ほとけに
If
りうらに
どれだけ
話しかけても
彼は
初兎
笑うだけ
どうしたら
いいんだろう
モニターとスマホだけが光る
暗闇の中で
モニターに映る人物を
眺める
これだから
付き合えない
はぁ
初兎
