瑞
… 雨 、冷たいな 。
瑞
らんくんって 、なんなんだろ 。
らんくんの星は綺麗だった
汚れなんて一切なかった
瑞
お腹に空洞 … 。
そういえば 、
こんな昔話を聞いたことがある
ある村に
一人の赤子が生まれました 。
その子は星を宿していて 、
その村で 、
神として崇められました 。
その子がまだ齢拾の頃 、
村の人々を焼き殺しました 。
唯一残った青年が 、
その子を殺そうとしました 。
ですが何故か 、 その青年は殺しませんでした 。
殺すことが出来なかったのです 。
その理由は
瑞
かみさまのごかご ?
瑞
おかぁしゃん 、それなぁに ?
黄
それはねぇ … 、
神様に守られたからだよ 。
瑞
そんなことできるの ?
黄
その子には出来てん 。
瑞
でもこのこ 、
瑞
おなか 、なんかあいてるよ ?
瑞
それはなんでなの ?
黄
さぁ 、なんでやろねぇ 。
瑞
さいしょからこのこは 、
瑞
死んでたのかな 。
黄
… それはこさめちゃんが決めることやで 。
瑞
あれ 、これでおわり ?
黄
だから言うたやん 。
黄
結末は 、
黄
こさめちゃんが決めるんや 。
翌日 、両親が死んだ 。
こさめは孤児院に入れられて 、
すぐに新しい両親ができた 。
その両親も結局 、
瑞
死んだんだけどね 、( 笑
瑞
…… 、
瑞
… 早く帰らないと 。
大好きな人が待っている 。
桃
御帰りなさいませ 、
桃
旦那様 。
瑞
… 只今 。
( ぼふ ッ っ 、…
桃
御疲れですか ?
瑞
うんん … 。
らんくんが冷たい 。
雨みたいに 、なにも感じない
瑞
( 本当に 、)
瑞
( 死んでるのかな … 。 )
瑞
… らんくん 。
桃
はい 、なんですか ?
瑞
辛くなったら 、言っていいから
瑞
だから 、一人で抱え込まないで 、
こさめはただ 、
らんくんに幸せになって欲しいんだよ
その為に 。
瑞
俺が 、変えないと 。
結末は 、俺が決めるの 。
カナ
今度はこれがんばろ
神髄 玩恋
はよ投稿せい 。
カナ
わしは投稿頻度遅いからね ~ 、