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16 - 美冬の過去【またいつかその時まで】

♥

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2023年02月06日

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寒い空気の中私一人ぶらぶらと歩く 純白に見える雪の上をただ 気が済むまで遥か遠くのどこかまで この足で踏みしめてゆくわ

硝子みたいな雪の結晶を身にまとい 刺のある心は氷柱のようね 私の昔の傷口に冷気が触れて痛いの もう二度と現れないで

もし私があの子と最期を迎えたなら こんな悲劇は起こらなかったのに 心の刺が鋭すぎて私の身体まで 傷つけて仕舞ったのね

それは昔々の一夏の出来事 祭りのぼんぼりが川を染めた 水面に映る君と私の着物姿 夏の夜空に色鮮やかな花火が咲いた

この朱色の橋は二人を結んだ まるで私達の固い''決意''のように 素敵な来世までほんの少し眠るだけ 今宵は眠れないはずなのにね

楽になれたら翼を授けられるのなら どんなに夢見心地の現実だろう 理想に溺れ理想の中で生きていく できないなんて知ってるけど

川の水面に緑の少女が浮かんでいる 濡れた髪と濡れた衣が美しい 彼女が眠ったこの川の上のこの橋で 鮮やかな花火を笑いながら見るの

ごめんねなんてこれっぽっちも 思わなかったのにどうしてどうして 罪悪感に潰され何かに苦しめられ 人間なんて大嫌いなのに

ねえもしも私達が出会えるならば できたならこの世で会いたいよ 薄く霧がかった川の向こうで 君が今日もそっと笑ってくれている

……………………のかな

憎タラシイ

ドウシテ君ダケ残ッタノ?

一緒ニ逝くッテ……約束シタヨネ?

ドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテドウシテ

???

不在着信

不在着信

???

不在着信

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不在着信

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???

不在着信

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???

不在着信

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2人で逝けなかった…とかかな

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