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「ハッピーハロウィンのゾムさん」
仕事、と言うより仲間たちの飲み会
今日はたまたまハロウィンだったため
いろんな人からお菓子をもらった
しかし私そこまで甘党ではないため、あの人達のためにとっておこう
貴方
貴方
そう言ってお酒をあまり含んでいない私は
小走りに居酒屋を出た
居酒屋グル
貴方
コネシマ
トントン
鬱先生
ロボロ
貴方
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
貴方
メールから見て怒ってる感じはなさそうだ
でも急がなきゃ
居酒屋
貴方
コネシマ
トントン
ロボロ
貴方
貴方
ゾムから
zomuu「家で待っとるね」
鬱先生
貴方
トントン
コネシマ
コネシマ
貴方
私は席に入れさせてもらい
楽しく飲み会っていると
鬱先生
鬱先生
あーもしかして大先生これ私がおかしもってないのを狙ってのいたずらですね?
残念でーすこっちには飲み会でもらったお菓子があるんですよねー((取っておいてよかったー
貴方
鬱先生
あ、大先生意外な顔してる
コネシマ
ロボロ
貴方
トントン
そんな会話をしていると
コネシマがスマホを見て青ざめている
と、同時にすごく震えている
コネシマ
鬱先生
トントン
ロボロ
貴方
そう言っていると
コネシマは無言でスマホを見せつけた
そこにはグルッペンとの会話がある(メール)
グルッペン
………
貴方
ロボロ
コネシマ
トントン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
コネシマ
そう言って机をガタンッと鳴らす
トントン
貴方
ゾムは家で待ってるって……
ピロリン♪
貴方
みんな嫌な予感しかしなかった
貴方
無言で画面を開く
zomuu
ゾム
貴方
ロボロ
鬱先生
食害ルート絶対受けたくない
仕方がないがここは
貴方
貴方
そう言ってカバンを持つ私は出口に向かった
コネシマ
トントン
鬱先生
ロボロ
みんなが私を恨むような声が聞こえる
すまない、許してくれ……
帰り、ゾムさんに会わないよう遠回りして家に帰った
貴方
食害ルート脱線!
ガチャッ
貴方
???
貴方
後ろから誰かに抱きつかれた
今は夜だ、知らない男の人かもしれない
私は固まってしまった
???
ニヤニヤ笑うような声が聞こえる
その声が誰かなんて、恐怖で考えれない
しかし、見慣れた緑のパーカーが見えた
貴方
ゾム
貴方
私はいつの間にか泣いていた
振り向いた私に驚いていたゾムさんだが、あえて触れず
ゾム
ゾム
貴方
ゾム
貴方
ふてくされるように頬を膨らませる
ゾム
ゾム
貴方
涙を拭き取り家に入る
ガチャッと扉を開ける渋い音
貴方
家がイルミネーションのように綺麗に飾られている
まさか…
貴方
まだ治ってもいない震え声で聞く
ゾム
ゾム
ゾム
貴方
貴方
私は少し笑った
ゾムさんも少し驚きながら笑った
嗚呼、幸せだな
こんな綺麗なイルミネーションの光に包まれて
まぁ、目の前にはストーカーがいるけど
今日は、許す
そんなことを思って上機嫌になっていると
ゾム
貴方
ゾム
貴方
ゾム
子供らしくいう
まぁ、この人も鬱先生とおんなじ考えだろうが
今の私にはお菓子があるのだ!!
貴方
ゾム
やっぱりゾムも意外な顔をしている
そんなに私お菓子持ってない人なの!?
貴方
と煽り、調子にのる
ゾム
貴方
何か言っている
ゾム
貴方
ゾム
ゾム
貴方
ニヤニヤするゾムさんにムカついて私はカバンにあるお菓子を全て出した
しかしどれも
ゾム
と言って後ろに投げてばかり
ついに、手持ちがなくなってしまった
貴方
ゾム
ゾム
貴方
ニヤニヤ笑っているゾムさんの顔を直視できない
ゾム
貴方
貴方
ゾム
貴方
ゾム
貴方
一枚上手だ
てかいつからトリックアンドトリートになったの!?
ゾム
貴方
後ずさりした私の後ろにはベット
それを見てニヤニヤ笑うゾムさんを見ると、嫌な予感しかしない
貴方
ゾム
そう言ってゾムさんは私の腰に手を回すと力を込めてベットに押し倒す
貴方
怯えてる子羊をなだめるように狼は抱きつく
ゾム
貴方
泣きそうになり喘ぐ
ゾム
それをおとなしい目でなだめるゾムさん
嫌だ、私、いくらゾムさんでも…
いや、いいのかな……
そんなことを考えていた
なぜなら、反抗しても逃れられないからだ
そのまま私はされるがままとなった
翌朝、眩しい日差しで起きた
さっきまであったような温もりは、いつの間にか静かに消えている
貴方
昨日は、確かずっと抱きつかれたまま寝かしつけられた…気がする……
近くにお菓子の包み紙がある、そこには
「ご馳走さま」
と書かれていた
貴方
一人部屋で枕に顔を埋めていた
あの日は最悪で、最愛な、ハロウィンでした。
2話終了です