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風太郎と五つ子の2度目の人生第2話

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風太郎と五つ子の2度目の人生第2話

第1話 - 風太郎と五つ子の2度目の人生第2話

200

2022年09月14日

#コメディー

#恋愛

#少しヤンデレ

笹氣雄輔

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200

笹氣雄輔

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風太郎と五つ子の2度目の人生第2話
#1 風太郎と五つ子の2度目の人生第2話 / 笹氣雄輔

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上杉家

らいは

お兄ちゃん！この履歴書に自分の名前書いて！

風太郎

あぁ、わかった

風太郎

（結局こうなるのね…）

風太郎は履歴書に名前を書いた

風太郎

はい、書いたぜ

らいは

ありがとうお兄ちゃん！

風太郎

んで、これ何処に出すんだ？

らいは

なんか、お父さんの友達が来るからその人に渡せって

風太郎

ん…？

風太郎

お友達…？

らいは

そだよ

風太郎

（マルオさんが来るだとぉ！？！？）

風太郎

へぇ〜…そうなんだ…

風太郎

ちなみに…いつ来るだ？

らいは

え、今日

風太郎

へぇ〜…今日…

風太郎

ん？今日！？！？！？！？

らいは

うん、しかも15時に

風太郎

後一分じゃないすかぁ！！！！

らいは

そだよ！お父さんから聞かされてると思ったんだけど…

風太郎

んな事一言も聞いてないですけど！！

ピンポーン

らいは

あ、来たんじゃない？

風太郎

…居留守を使おう

らいは

ダメだよ！！！！

らいは

ほら、早く出てくる！！！

風太郎

…はーい

ガチャ

マルオ

やぁ、君が上杉君だね？

風太郎

は、はい…そうですけど

マルオ

そうか…なら、話は聞いてるね？

風太郎

えぇ…聞いてます

マルオ

そうか…履歴書はあるかい？

風太郎

え、あぁ！今持ってきますね

らいは

はい！お兄ちゃん！

風太郎

…ありがとう、らいは

風太郎

（タイミング良くないか？）

風太郎

えっと…どうぞ

マルオ

ふむ…

マルオ

…学年1位で、バイトを掛け持ち…

マルオ

なるほど…

マルオ

上杉君

風太郎

は、はい！

マルオ

その掛け持ちしてるバイトをやめて、うちの家庭教師になりなさい

風太郎

へ…？

マルオ

なに、アットホームな職場だよ

マルオ

5人の家庭教師をやるだけで…
そうだな一日1時間やるとしよう

マルオ

そしたら、1人5万円だ

風太郎

はぁ！？！？！？！？

風太郎

（まてまてまてまて！！）

風太郎

（1時間で5万！？）

風太郎

（てことは一日8時間やったとしよう…）

風太郎

（よ、四十万！！！！！）

風太郎

（それが5人分だから…）

風太郎

（200万だどぉ！！！！！）

風太郎

あ、あの…

風太郎

いくらなんでも…高くないですか？

風太郎

だいたいこういうのは…5000円とか…

マルオ

何を言ってるんだい？

マルオ

君が家庭教師をするんだろ？

マルオ

なら、それぐらい出して当然だ

風太郎

（金銭感覚バグってないかこの人！？）

風太郎

あの…えっと…

マルオ

戸惑っているのだね？

マルオ

大丈夫だよ、深呼吸しなさい

風太郎

無、無理ですよ！

マルオ

まぁ、確かに…

マルオ

わかった君の言うとうり金額を変えよう

風太郎

（良かった…）

マルオ

1時間で十万円に…

風太郎

それも高ぇよ！！！！！！

マルオ

冗談だよ

マルオ

だが、君の事は信頼してるよ

風太郎

え、あ、はい

マルオ

それじゃ、今日から頼むよ

風太郎

…え、今日から！？

マルオ

まぁ、実際は明日なんだけどね

風太郎

あ、ですよね

マルオ

そこで君にこの契約書にサインして欲しいんだ

風太郎

契約書？

マルオ

はい、これ

契約書家庭教師として、責務をはたす娘達の赤点回避を目指す娘達の夢を見つけてあげる娘達と一線をおく（ここから風太郎には見えてない）娘達と結婚をする娘達の父の仕事を継ぐ娘達の父の義息子になる家庭教師の時に娘達に迫られたら逃げないでその場に留まる

風太郎

（以外とまともだな）

マルオ

（っとでも思っているのだろう）

マルオ

（申し訳ないね…上杉君）

マルオ

（これに名前を書けば娘達と結ばれる…ふふふ…私の策略にハマってくれよ？）

風太郎

えっと…これに名前を書けばいいんですよね？

マルオ

あぁ、そうだよ

風太郎

わかりました

風太郎

えっと…ペン…

らいは

はい！お兄ちゃん！

風太郎

ありがとう…らいは…

風太郎

（タイミング…）

風太郎は契約書にサインをした

風太郎

えっと…書きました

マルオ

あぁ、確認したよ

マルオ

それじゃ、明日から頼むね

風太郎

あ、はい

マルオside

マルオ

……

ピリリリリリリ

マルオ

もしもし

一花

『あ、お父さん〜』

マルオ

なんだい？

一花

『フータロー君にあの契約書書かせた？』

マルオ

あぁ、書かせたよ

一花

『そっか〜良かった良かった！』

一花

『あ、でも…フータロー君に見せちゃダメな所、見せてないよね？』

マルオ

安心しなさい、見せてないから

一花

『なら良かった！』

マルオ

しかし、これで良かったのかい？

一花

『うん、こうでもしないと、私達多分フータロー君の事監禁しちゃうからさ笑』

マルオ

そうか…

マルオ

とりあえず、明日から彼は来るから

一花

『了解〜！』

一花

『それじゃ〜またね〜』

マルオ

あぁ

プツッ

江端

ご主人様、本当によろしいのでしょうか…

マルオ

なに、構わないよ

マルオ

これが…彼の運命だからね

江端

…左様ですか

マルオ

さて…江端

マルオ

明日からまた一層忙しくなるぞ

江端

はい。承知しております

マルオ

上杉君…

マルオ

明日から…頼むよ

風太郎side

風太郎

（前の世界じゃ契約書なんか、なかったぞ…）

らいは

お兄ちゃん！頭撫でて！

風太郎

あぁ…

なでなで

らいは

んへへへぇ〜/////

風太郎

（明日からね…気が重い…）

らいは

お兄ちゃん！！抱っこ！！

風太郎

はいよ…

風太郎はらいはを抱っこした

らいは

えへへへへへへぇ〜/////

風太郎

（あいつらの成績と態度が元通りと考えたら…面倒いぞ…）

風太郎

（…五月は何故か変わっていたが）

らいは

お兄ちゃん！！キスして！！！

風太郎

あぁ…

風太郎

…ん？

風太郎

らいは今なんと？

らいは

え？お兄ちゃん聞いてなかったの？

らいは

キスしてって言ったの！

風太郎

…何故？

らいは

なんでって、家族だし？

風太郎

普通しないぞ？

らいは

するもん！！

風太郎

（やっぱ…おかしいよなぁ…この世界…）

風太郎

（甘えん坊すぎるだろ…らいは…）

らいは

早くキスしてよォ〜…

風太郎

…デコなら

相変わらず妹に甘いのは、変わらないようだ…

五つ子side

一花

よし、片付け完了！

一花

前の世界じゃ、片付けできなかったけど！！

一花

この世界じゃ！出来るんだよなぁ〜

四葉

ほんとだ…出来てる…

四葉

あんな自堕落な生活送ってた一花が…

一花

へへーん！

一花

私だって成長するんだぞ！

二乃

でも、勉強は何故か全員出来ないままよね？一花

一花

そうなんだよ…なんでだろ？

三玖

記憶はそのままなのに…フータローから学んだこと全部忘れてる

四葉

この前も高校全学年の問題やって見ましたけど…全部分からなかった！！

五月

私もです…何故か分からないんですよ

二乃

ほんと不思議ね…

三玖

二乃は髪切らないの？

二乃

あぁ、これ？

二乃

丁度いいからフー君に切って貰おうかなって！！

三玖

へぇ〜…

三玖

…いいなぁ

二乃

でしょ！！

二乃

って言うかあんたヘッドホンどしたのよ！

三玖

あぁ、あれ？

三玖

ちゃんとあるよ

二乃

なんで付けてないなよ！

三玖

出掛ける以外付けなくてもいいかなって

三玖

そう言う二乃こそ、蝶の髪留めはどうしたの？

二乃

あぁ、あれ？

二乃

あれなら捨てたわ

三玖

どうして？

二乃

だって…ボロボロになっちゃったし

二乃

新しいの買おうと思ってんのよ

二乃

でも中々いいのがないから

二乃

つけてないって訳

三玖

ふーん…

二乃

そう言えば五月？

二乃

あんたあの、ヘアピンどうしたのよ？

五月

あれですか？

五月

一応ありますが…

五月

私にはこの指輪がありますから！

二乃

あんたねぇ…

三玖

それは…家以外で付けちゃダメって五つ子裁判で決めたじゃん…

五月

それでも付けたいんです！

五月

風太郎から貰った愛の結晶です！

一花

その気持ちはわかるけど…

四葉

でも、向こうが戻ってるか分かってないんだよ！？

五月

(｡･ˇ_ˇ･｡)ﾑｩ…

一花

まぁまぁ五月ちゃん

一花

私達も本当は、学校でも付けてたいんだけど…

一花

それでもこの世界では、まだフータロー君と接点が無いわけじゃん

一花

だから、もっと親密になってからね？

五月

…はい、わかりました

一花

それに、お父さんがあの契約書フータロー君に書かせたって言ってたし！

四葉

ほ、ホント！？

一花

うん！！

二乃

そっか〜…ふふふふ…

三玖

これでフータローはもう私達のもの

五月

あの女も手を出せません！

四葉

風太郎君は私達と結ばれる運命なんだよ…あの女がどう足掻いても無駄無駄

一花

フータロー君♡

一花

もう私達は醜い争いもしないから

一花

もうあんな事しないでね♡

ふふふふふふふふ…

次の日

風太郎

んじゃ、らいは行ってくるな

らいは

うん！お兄ちゃん学校頑張ってね！

風太郎

らいはもな！

風太郎は家を出た

風太郎

今日からか…

風太郎

つうかその前に五月に昼休み教えなきゃいけねぇんだ

風太郎

…なるべく距離を取らず、俺が最大限で教えてあいつらを卒業させる

風太郎

そうだ、それでいい

風太郎が歩いていると

風太郎

というかそれが家庭教師としての役目だろ

風太郎

…ん？

目の前に車が止まっていた

風太郎

（あれこのパターン…）

風太郎

（前の世界でもあったような…）

風太郎

（…うし、無視して行こう）

すると、車のドアが空いた

マルオ

上杉君…乗りなさい

風太郎

…え？

マルオ

学校まで送ってあげよう

風太郎

いやいやいや！！！

風太郎

大丈夫ですよ！！！

マルオ

そうか…なら、雇い主として、命令だっと言ったら？

風太郎

……お願いします

風太郎は車に乗った

その頃竹林は

竹林

え？先に出たの？

らいは

うん！！もうお兄ちゃん学校向かったよ？

竹林

そ、そうなんだ！

竹林

（まさか…あの5つ子！）

らいは

（なんか、バチバチしてるなぁ…）

竹林

ありがとうらいはちゃん！！

らいは

う、うん…

らいは

竹林さん…なんであんなに焦ってるんだろ…？

風太郎side

風太郎

（…広）

風太郎

（初めて乗ったな…）

風太郎

（いや、林間学校で１回乗ったか…）

マルオ

今日から娘達が転校するんだ

マルオ

まぁと言っても五月君だけは、昨日転校したんだけどね

マルオ

良ければ、うちの娘と、仲良くして欲しくてね

風太郎

は、はぁ…

風太郎

…その娘さん達は？

マルオ

あぁ、まだ家に居るよ

マルオ

君を送ってから、送ろうと思っていてね

風太郎

（二度手間じゃないのか…？）

マルオ

そういえば、今日からよろしくね

風太郎

え、あぁ…はい！

マルオ

期待しているよ

マルオ

（ここであの話を持ち出すか…）

マルオ

そういえば、上杉君は進路の方はまだ決まってないのかい？

風太郎

え、いやぁ…まだですけど

風太郎

（んでこんな事聞いてくんだ？）

マルオ

決まってなければ、この医療学校に行って欲しいのだが…

風太郎

…へ？

風太郎はとある大学の資料を渡された

マルオ

ここは有名な大学でね…

マルオ

私の恩師がいる所なんだよ

マルオ

もし良ければ…の話だ

風太郎

待ってくださいよ…

風太郎

この大学って…まさか…

マルオ

そう…偏差値76.2で日本一頭のいい大学

マルオ

東京大学だ

風太郎

その医学部に入れと！？

マルオ

そうだ、君になら出来るだろ？

風太郎

（やべぇ…確かに行けるが…）

マルオ

そして、僕の後を継いで欲しいのだよ

風太郎

はぁ！？！？！？！？

風太郎

つまりそれって…

マルオ

そう…僕の養子になって欲しいのだ

風太郎

（ちょい待てやぁ！！！！！！）

風太郎

（嘘だろ！？！？）

風太郎

（なぜだ！？というかなんじゃこの世界わぁ！！！！！！）

マルオ

ま、君がやりたいことを見つけたら僕はそれを尊重するよ

風太郎

は、はい……

マルオ

そろそろ学校に着く

マルオ

準備しときなさい

風太郎

…分かり、ました

そして、学校の正門に着いた

マルオ

それじゃ、気をつけて行ってらっしゃい

風太郎

はい…行ってきます

車は行った

竹林

ふ、風太郎！！！！

すると、後ろから竹林の声が聞こえた

風太郎

た、竹林…

風太郎

おはよう…

竹林

うん！おはよう…じゃなくて！！

竹林

なんであの車から風太郎が出てきたの！？

風太郎

いや、今日から家庭教師する雇い主の人が学校まで送るって言われて…

竹林

それならそうとメールしてよ！！

竹林

私、風太郎の家まで行っちゃったじゃん！！！！

風太郎

あぁ、悪ぃ…

竹林

もういいよ、それより！

竹林

今日体育あったよね？

風太郎

あ、あぁ…

竹林

私ジャージ忘れちゃったの！

竹林

だから貸して！！！

風太郎

別にいいぞ…

風太郎

一応もう1着あるから、そっち貸すわ

竹林

うん！！！ありがとう！

竹林

それじゃ、教室までいこっか！

風太郎

おう

五つ子side

江端

お迎えに上がりました

一花

ありがとう〜江端さん！

江端

いえいえ

江端は車を走らせた

四葉

クンクン…なんか、風太郎君の匂いがする〜

江端

先程まで上杉風太郎様が乗られていたので…

二乃

え、嘘！？

江端

本当でございます

三玖

あれかな…お父さんが乗せたとか…

江端

左様でございます

一花

へぇ〜！！

一花

そう言えば、五月ちゃん！わかってるよね？

五月

えぇ、任せてください！

五月

彼をお昼に誘って偶然を装い一花達ど合流させる作戦ですね！

一花

そう！！

一花

その後五月ちゃんが勉強を教えて貰ってから、私と四葉はフータロー君を屋上に呼び出して、5年前会った事を話す！！

二乃

そして、それを話したら

三玖

実は私達全員と会ってたことも話す

一花

うん！！我ながら完璧！！

四葉

まぁ、それが上手くいけばだけど…

二乃

そうそう、あの自称幼馴染が邪魔すると思うし

三玖

…その為の対策もしてある

一花

そうだよ！だから安心しなよ！

四葉

なら、いいけど

二乃

とりあえず作作戦決行は今日のお昼時間！

一花

みんな、気合い入れるよ！！！

おー！！！！！

風太郎side

竹林

そーいえば、うちのクラス以外にも転校生来るんだって

風太郎

……へぇ〜

竹林

凄いよね、昨日の五月って子を含めると、5人だよ！？

風太郎

…ほぇ〜

風太郎

すげぇな

風太郎

（絶対アイツらじゃん）

風太郎

（でも、逆に良かったよ。同じクラスに五人全員集合！！って事になったら身が持たん）

竹林

ねね、今日のお昼なんだけど！

風太郎

あ、悪ぃ実は…

五月

私と一緒に勉強する約束をしているのですよ

風太郎

どわぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！

竹林

い、五月さん…

五月

おはようございます

風太郎

い、いつ来た…

五月

今ですよ、そしたら2人がいたので
なんの話をしてるのかと思い、盗み聞きしてました！

竹林

し、趣味悪いよ！！！

五月

そんな事より、そろそろ先生が来ますが？貴方は席に戻らなくてよろしいのでしょうか？？

竹林

あっ…

竹林

……戻るよ

五月

なら早くお戻りに

竹林

くれぐれも、私の風太郎に手を出さないように！！！！！

五月

別に貴女の物でもないでしょう？

竹林

むぅ！！！！！！

竹林は五月を睨みつけながら席に戻る

五月

全く…

五月

そういえば上杉君

風太郎

な、なんだ？

五月

今日私達の乗ってる車に乗りましたよね？

風太郎

…何故知ってる？

五月

いえ、お父さんから聞きましたので

五月

（本当は乗った時匂いでわかったんですけど！）

風太郎

そうなのか…

五月

それで、お父さんに婿養子になれと言われたんですよね？？

風太郎

……いや

風太郎

言われてないっすね……

五月

なんでいきなり敬語になるんですか

風太郎

…いやぁ、別に

五月

この話もお父さんに聞きました

風太郎

………

風太郎

（なんか知らねぇが…追い詰められてね？）

五月

でも、返事を保留にしたんですよね？

風太郎

そ、そうだが…

すると五月は、笑顔だが目がハイライトを失い、敬語を解いた

五月

なんで？？

風太郎

…へ？

五月

だから、なんで保留にしたの？？

五月

上杉君？？？？？？

風太郎

「」

五月

ねぇ？？？ドウシテ？？？？？

風太郎

（やべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇ
超ヤベぇ！！！！！！！）

風太郎

（なにこれ、五月怖い！）

風太郎

（通過、目が怖い！！！）

風太郎

（とりあえず答えなければ…）

風太郎

し、将来の事だし…真剣に考えなきゃ…いけないと…思ったからです…

五月

将来？？？？？？？？

五月

何を言ってるの？？？？

五月

あ、それと…

五月

お父さんが上杉君に伝えといてって言われたから言うけど…

五月

学費とか、暮らす所とか、全部こっちが出すって言ってたよ？？？

五月

ねぇ？？？保留にする理由何処にあるの？？？？？

風太郎

（お父さん！！！！！！！）

風太郎

（ヘルプミー！！！！！）

一方マルオは

マルオ

ヘックション！

マルオ

…これは、上杉君が五月君に詰められてるね…

マルオ

…頑張りたまえ、上杉君

マルオ

彼女達はもう…

マルオ

君に対して

愛が重いからね

風太郎side

五月

ねぇ？？？？？？？？？？

五月

黙ってないで何か言ってよ？？？

風太郎

…いや、あのですね

風太郎

婿養子になるという事はな？

風太郎

お前の家族になるんだぞ？？

五月

うん、そうだね

風太郎

嫌だろ？男が入ってくるなんて

五月

いえ？別に

風太郎

…え？

五月

だって、私は…いえ、私達はあなたの事が…

ガラガラ〜

先生

おら、席に付けー！

先生

授業始めるぞー！！

五月

…チッ

風太郎

（やべぇ…五月さんまじ怖いよ…）

五月

それじゃあ上杉君？

五月

お隣同士だけど、またお昼ね？

風太郎

…はい

先生

はい、教科書40ページ開いて〜

そして、授業が始まった

そして、お昼休みとなった

風太郎

はぁ…昼休みだ…

風太郎

……屋上行こうかな（ボソッ

五月

何を言ってるんですか…

風太郎

五月…

五月

とりあえずお昼食べましょ、その後に勉強を教えてください！

風太郎

おう…

風太郎

（良かった…目に光が！）

竹林

ね、風太郎！！

竹林

私も一緒にお昼いいかな？

風太郎

俺は別にいいが…

五月

…まぁ、いいですよ

竹林

（よし、とりあえずお昼食べる時間だけでも、一緒に！！）

五月

（まさかそちらから来て頂けるとは…ふふふ）

風太郎

とりあえず…食堂行くか…

食堂

食堂のおばちゃん

何を食べるんだい？？

風太郎

いつもの

食堂のおばちゃん

あぁ、焼肉定食焼肉抜きかな？

風太郎

はい、それで…

一花

あ、おばちゃん！この男の子の注文焼肉定食普通ので、私はうどん1つ！！

食堂のおばちゃん

はいよぉ

風太郎

なっ！？

風太郎

ちょっ…

一花

まぁまぁ、いいじゃん！

一花

男の子はこれくらい食べないと！

風太郎

あのなぁ…余計な事するな

風太郎

一花

一花

あれ？私名前言ったっけ？

風太郎

あっ…

風太郎

（ヘタこいたァ！！！！！！）

一花

おかしいなぁ…私達初対面だよね？

風太郎

いやぁ…あれだ…その…

一花

…もしかして、私達の家庭教師って君？？

風太郎

（チャ、チャンス！！）

風太郎

そうなんだよ！！

風太郎

マルオさんから聞いてね！！！

一花

なるほど！なら知ってても当然だネ！！！！

風太郎

（あぶねぇ！！！！！！！）

風太郎

（前の世界のくせでやっちまったぁ〜！！！！！！！！）

一花

そっかそっか！君が！

一花

ならここはお近ずきの印に奢って上げるよ！！！

風太郎

さ、流石に…

一花

いいからいいから！！

風太郎

いや、でも…

五月

いいじゃないですか、貴方この前も同じもの食べてましたよね？

五月

そもそも、あれだけしか食べないのはダメです！

一花

そうだよ！

風太郎

…なら、お言葉に甘えて

一花

それでよし！！

五月

それより、一花何故ここに？

一花

いやぁ、五月ちゃんを探してたら、私達の家庭教師さんがいたから挨拶しようかと

五月

なるほど！なら、これから一緒に食べませんか？？

五月

上杉君も一緒に！

一花

お、いいね！

風太郎

…えっ？

五月

ついでに、竹林さんも

竹林

…なんか癪だけど、風太郎が居るならいいよ

一花

（こいつが…自称幼馴染…）

風太郎

まぁ…構わねぇが…

五月

それじゃあ席に座りましょ！

一花

あ、あそこ空いてるよ！

一花

丁度7人席だし、あそこでいいよね？

五月

えぇ、いいと思います！

竹林

なんで…7人席…？

風太郎

（まさか…）

一花

実は私達の他にも食べる約束してる人達いてね？

竹林

そ、そうなんだ

一花

うん！あ、丁度来た！

一花

こっちこっち！！

すると3人が近づいてきた

二乃

あ、居たわ！

二乃

もう！いきなり居なくならないでよ！

そう言いながら風太郎の隣に立つ二乃

風太郎

（…ん？）

三玖

3人で定食頼んでたら、急に居なくなるから心配した

そう言いながら風太郎の右隣に立つ三玖

風太郎

（…あれ？）

四葉

今日はみんなで食べようって言ったの一花だから、いきなり居なくなってびっくりしたよ！

そう言いながら風太郎の背後に立つ四葉

風太郎

（…まさか）

一花

いやぁ…ごめんね〜

一花

五月ちゃんの友達が居たからさ〜丁度いいから一緒に食べようって誘ってたんだよ！

そう言いながら風太郎の前に立つ一花

風太郎

（…ホールドもとい…包囲された）

風太郎

（逃げらんねぇ…！）

竹林

…同じ顔が5つ

竹林

不思議な事もあるんだね…

風太郎

…竹林多分こいつら

風太郎

姉妹だ

竹林

…え？

竹林

嘘でしょ…？

二乃

へぇ〜…あんたよくわかったわね

五月

上杉君の言う通り私達は

五つ子です！

竹林

い、5つ子！？！？

風太郎

…へぇ〜

二乃

あら？あんた驚かないのね

風太郎

驚きすぎて言葉が出ないんだ

風太郎

（ていうことにしとこ）

二乃

ふーん…

一花

まぁ、自己紹介はお昼食べながらにしようか！

五月

そうですね！

みんな席に座ったちなみに席はこんな感じ

竹林四葉五月一花風太郎二乃三玖

風太郎

（なんでこうなった…）

風太郎

（つうか…お前最初俺の事嫌ってたよな？二乃さんや…）

風太郎

（なんで俺の隣にいるんだこいつは…

一花

んじゃ、私から！

一花

私の名前は中野一花！

一花

中野家の長女だよ！よろしく！

二乃

私は中野二乃

二乃

中野家の次女

三玖

私は中野三玖

三玖

中野家の三女、よろしく

四葉

私は中野四葉です！

四葉

中野家の四女でーす！

五月

私は中野五月

五月

中野家の末っ子です！

竹林

私の名前は竹林！よろしくね！

風太郎

上杉風太郎だ、よろしく

一花

はい！自己紹介終わり！

一花

食べよ食べよ！

五月

そうですね！もうお腹ペコペコです！

そして風太郎達はお昼ご飯を食べ始めた

風太郎

（美味い…美味いけど…）

一花

…

二乃

…

三玖

…

四葉

…

五月

…

竹林

…

風太郎

（空気がやべぇ！！！）

竹林

あ、そういえばさ風太郎

竹林

今日の家庭教師終わったらさ、ウチに来て夜ご飯食べようよ

風太郎

え？なんでだ？

竹林

ほら、うちの親風太郎の事好きだからさ〜…

竹林

会いたいんだって

風太郎

あぁ…なるほど…

竹林

ね？いいでしょ？

風太郎

まぁ、それくらいなら別に…

二乃

ダメよ

風太郎

（ん？）

竹林

…は？

竹林

なんて？

二乃

あら、聞こえなかったのかしら？

二乃

ダメと言ったのよ

竹林

どうして貴方に決められなくちゃならないの？

二乃

元々今日は、私達と食べる約束をしてたのよ？

風太郎

…は？

三玖

あれ？お父さんから聞いてないの？

風太郎

いや、何も聞いてな…

ピロン♪

風太郎

メールか…

風太郎は携帯を開いた

風太郎

…

内容はマルオからだ

あぁ、上杉君言い忘れてたのだが、今日の夜は娘達と晩御飯を食べなさいあぁ、私も帰るが、君の妹も連れてきていいよこれは雇い主からのお願いだ聞いてくれるよね？

風太郎

…嘘だろ

一花

ね？そういう事だから

竹林

むぅ！！！！！！！！！

四葉

（バカな女…私達に勝てるわけないじゃん…）

五月

（私達は5人でひとつ…上杉君いや、
風太郎は、私達5人のものなのに…
馬鹿だなぁ…）

竹林

じゃあ明日！明日ならいいでしょ！

風太郎

まぁ、明日なら大丈夫だ

一花

（チッ…）

二乃

（いちいち癇に障るわね…）

三玖

（早く諦めてよ…）

竹林

ありがとう！お母さん達に伝えておくね！！

風太郎

あぁ…

その時風太郎の携帯から着信が鳴った

風太郎

あ、悪ぃ少し席外す

風太郎は席を外した

一花

…ねぇ竹林さん？

竹林

なに？

一花

フータロー君はさ、私達の物なんだ
手引いてくれない？

竹林

風太郎を殺した人達に渡すとでも？

二乃

あんたも戻ってきてたんだ…

竹林

その口振りだと…貴方達も戻ってきてたんだね…

三玖

なんで戻って来れたの？

竹林

もう二度と風太郎を殺させない為
あんたらに…渡さないため！

四葉

確かに私達は、風太郎君の前で醜い
争いをした…でも風太郎君はそんな
私達を最後まで見捨てなかった

竹林

だから何？それを運命だって
言いたいの？

五月

えぇ！彼は私達と結ばれます
絶対に！！！

竹林

また風太郎を殺すの？

一花

今度は殺さない…絶対に…

竹林

ふざけてんの？？

二乃

あんたこそ、あのメガネ君と仲良くやってなさいよ！！！

竹林

あぁ、真田君のこと？

竹林

彼とはもう付き合わない
私の気持ちも全部無駄にした彼を
風太郎が死んでも葬式に来なかったやつを好きになるとでも？

三玖

無駄にしたって何？

竹林

あいつ浮気してたの

五月

うわぁ…

竹林

風太郎の葬式の時もその女と会って
浮気三昧…しかも5人だって

一花

最低…

二乃

浮気した理由は？？

竹林

風太郎が五人の女子といるから
自分も大丈夫って思ったらしいよ

三玖

…クズすぎる

竹林

それに比べて風太郎は

一花

イケメンで

二乃

優しくて

三玖

時に見せる笑顔が素敵で

四葉

どんな時でも真摯に見てくれて

五月

そして、夢を見つけてくれる

五月

そんな素敵な人なんです

竹林

ほんとに風太郎の事好きなんだね

竹林

貴方達には、恨みがある

竹林

…でも、恋愛勝負では汚い手は使わない

竹林

私、負けないから！

一花

私達も負けないよ！

二乃

フー君は私達の物よ！

三玖

絶対に負けない！

四葉

今度こそ幸せにしてみせる！

五月

貴方には渡しません！

竹林

私だって貴方達に風太郎は渡さないよ！！！

竹林

絶対負けない！！！！

そんな水面下でバチバチでやり合ってる五つ子と竹林

一方その頃風太郎は

風太郎

はい、もしもし

マルオ

『上杉君かね？』

風太郎

マ、マルオさん！？

マルオ

『やぁ上杉君、朝ぶりだね』

風太郎

一体どのようなご要件で…

マルオ

『今日君は夜ご飯をうちで食べるだろう？その際なんだが妹さんを迎えに行ってもいいかな？』

風太郎

あ、はい…

マルオ

『よし、君の了承も貰えたから妹さんの学校終わりに迎えに行くよ』

風太郎

わ、分かりました

マルオ

『それじゃあ、失礼するよ』

マルオは電話を切った

風太郎

…なんだろうな

風太郎

この世界…

風太郎

もう…怖いよ俺…

風太郎は食堂へと戻ろうとすると

一花

あ、フータロー君居た！

風太郎

い、一花…

風太郎

な、何の用だ

一花

ちょっと屋上来てくれる？

風太郎

…何故だ？

一花

いいからいいから！

一花はそう言うと風太郎の腕を引っ張っり走り出した

屋上

風太郎

はぁ…はぁ…はぁ…

一花

ご、ごめんねフータロー君

風太郎

俺を…殺す気か…

一花

ほんとにごめんね…

風太郎

んで…なんで屋上に来たんだ？

一花

君に伝えたい事があって

風太郎

伝いたい事…？

一花

うん

風太郎

（うーん…こんな序盤で伝えたい事ね…家庭教師を無理矢理辞めさせるとか…）

一花

私達5年前の京都であってるよね

風太郎

……え？

一花

私と君と…

一花

そして…四葉も

風太郎

……は？

一花

君と四葉はあの日…京都を一緒に観光した。

一花

そして四葉はお守りを5人分買ったんだよね〜

一花

そして、そのお守りを買って、お金が無くなり君は200円あった

一花

そして、君はその200円を

一花

賽銭箱に入れた

風太郎

……なんでそれを知ってる

一花

そして君はその後旅館に戻り
四葉と七並べをした

一花

でも…その七並べをした四葉

一花

あれ四葉じゃなくて…私なんだ

風太郎

……え？

一花

そして私は…

君に恋をした

一花

そしてそれは私だけでなく

四葉

私も…風太郎君を好きになった

風太郎

ッ！？

風太郎

（いつから居た！？）

四葉

私は君と約束した

四葉

人に頼られるような
立派な人間になる

四葉

勉強も頑張り家族を…

四葉

お母さんを楽にしてあげるって

風太郎

…あぁそうだったな

風太郎

（一体何がどうなって…）

四葉

私達のお母さん病気だったんだ

四葉

でもね…容態が回復して…

四葉

今とても元気ピンピンなんだ

風太郎

（なんだと！？！？）

風太郎

（ってことはまさか！？）

一花

お、フータロー君感ずいたね

一花

そうこの旭高校の、教師だよ

風太郎

（どうなってやがる…）

風太郎

（俺の知ってる世界じゃねぇ！！）

一花

そしてねフータロー君

一花

君は余りテレビとか見ないから
知らないと思うけど

一花

この国ねそろそろ可決されるんだ

風太郎

な、何が…

四葉

一夫多妻制度

風太郎

はぁ！？！？！？

一花

だから私達が同じ男性を好きになっても

一花

争わなくて済むんだよ

風太郎

争うって何言って…

四葉

風太郎君も…戻ってきてるんでしょ？

四葉

あの前の世界から

風太郎

ッ！？

風太郎

な、何言って…

一花

昨日の五月ちゃんの指輪

一花

気付いたんでしょ？

一花

自分が死ぬ時にプレゼントした

一花

世界でたった五個しかない

一花

指輪だって

風太郎

な、なんの事だ？

風太郎

お前らが何言ってるかさっぱり
わからん！

四葉

…風太郎君ってさ

四葉

照れる時もそうだけど…

四葉

嘘つく時も前髪触るよね？

風太郎

ッ！？

風太郎

（しまった…！！）

一花

もう諦めたら？

一花

もう…わかってるよ

風太郎

……なら

風太郎

俺が死んだ理由もわかってるよな？

一花

……

四葉

……

風太郎

無言は肯定と見なす

風太郎

そして

風太郎

それを踏まえて改めて聞く

なんで俺に近づいた？

一花

…ッ

風太郎

…お前らは俺の前で争いをした

風太郎

それはほんとに醜く…

風太郎

でもな…それ争いの発端は…

風太郎

俺だ

風太郎

思えば…あの時の二乃の言う通りだ

風太郎

俺という異分子が来たから

風太郎

お前らが争いを始め…

風太郎

姉妹の絆が壊れた…

風太郎

…全部俺のせいだ

一花

そんな事…

風太郎

あるんだよ！

風太郎

なんの原理か知らねぇが

風太郎

俺はまたこの世に戻ってきた…

風太郎

だから今度こそは…

お前らと関わらないと決めたんだ

一花

…ッ

四葉

…ッ

風太郎

…なのに

風太郎

なのに！！！！

風太郎

なんで俺と関わろうとする！？

風太郎

もういいだろ！！！

風太郎

お前らは5人でいることが幸せなんだろ！？！？

風太郎

なのになんでまた！！！

一花

…ッ

一花

人の幸せを勝手に決めないで！！

一花

君がどう思うが関係ない！！

一花

私達は君のあの指輪のお陰で
生きていけた！！！！

一花

そして、また戻ってこれた！！！！

一花

もう分かるでしょ！？！？

一花

君がいないと意味無いんだよ！！

一花

例え5人で居ても！

一花

君がいなきゃ…

意味無いんだよ！！！！！

風太郎

…ッ

風太郎

ふざけんな…

四葉

ふざけてんのは風太郎君でしょ！？

四葉

確かに私達は君を苦しめた！

四葉

風太郎君の前でどんだけ争ったか！

四葉

でもさ…その分君の事が
大好きなんだよ！！！！！

四葉

私達を見捨てなかったあの日から

四葉

五年前のあの日から！！！

ずっと好きなの！！！！

一花

私達が戻ってきて、そして
君も戻ってきてる！！！

一花

もう分かってよ！

一花

これは必然でも偶然でもない！

一花

運命なんだよ！！！！！

一花

私達は結ばれる運命なの！！！

風太郎

だからなんだ！！！

風太郎

俺はまたお前らを苦しめる！

風太郎

もうやめようぜ！？

風太郎

互いがずっと苦しむんだぞ！？

四葉

何勝手に苦しむとか決めてんの！？

四葉

君は何も分かってない！！！

風太郎

いや、わかってないのはお前らだ！！

風太郎

あの時どれだけお前ら5人は苦しんだんだ！！！

風太郎

んな事も忘れたのか！？！？

四葉

じゃああの指輪は何！？

四葉

あの日送った指輪は！！！

四葉

君が私達だけに作った指輪は…
君の最後の言葉は…

四葉

アレが本心じゃないの！？！？

風太郎

…ッ

四葉

ねぇお願い！！！！！

四葉

風太郎君の本心を聞かせてよ！！！

四葉

もう…

自分を苦しめるのはやめて！！！

風太郎

ッ！！！！！！

風太郎

…きだよ

一花

えっ…？

風太郎

好きに決まってんだろ！？

風太郎

あの争ってる時から！

風太郎

ずっとずっと好きだった！！！

風太郎

だからその分許せなかった！

風太郎

自分が争わさせてる事に！

風太郎

好きな人が傷ついている事に！！

風太郎

だからその分嫌になった！！！

風太郎

生きてくことが！

風太郎

のうのうと自分が生きてることが！

許せなかった！！！！！

四葉

…ッ！

風太郎

だから…死ぬ前にあの指輪を作った

風太郎

お前らが…前に進めるように…

風太郎

俺が居なくてもいいように…

風太郎

…まさかビデオレターまでやるとは…
思わなかったがな…

四葉

それが…風太郎君の本音？

風太郎

…あぁ

一花

…ねぇもっかい言ってくれる？

風太郎

…何を？

一花

好きって

風太郎

…は？

四葉

だって風太郎君私達の事

四葉

好きなんだよね？

風太郎

まぁな…///

四葉

それは今も？

風太郎

…あぁ

一花

ほんとに？

一花

ホントのほんとに？

風太郎

…あぁもう！

風太郎

そうだ！

風太郎

あんな事言った後だけどな

風太郎

俺はな！！！

風太郎

一花二乃三玖四葉五月をなああああ！！！

この世で一番愛してる！！！！！！

一花

ッ//////

四葉

ッ//////

風太郎

これで…満足か！？

一花

…満足に決まってるでしょ！！

一花

フータロー君！！！！！

四葉

風太郎君！！！！

一花と四葉は抱きついた

風太郎

ちょっ//////

一花

私も君を愛してる！！！

一花

この世で1番！！！！

一花

誰よりも！！！

四葉

私も風太郎君を愛してる！！！

四葉

誰よりも一番！！！！！！

風太郎

ッ///////////////

一花

フータロー君…

一花

もう一度やり直そう？

一花

私達と！

風太郎

あぁ…そうだな！

風太郎

もう一度…やり直そう

四葉

うん…うん！！

3人はその後しばらく抱き合った

しばらくして

風太郎

…あぁなんか恥ずいな

一花

大丈夫だよフータロー君！

一花

あの言葉録音したから！！

風太郎

おい今すぐ消せ！！

四葉

もうグループに送っちゃった〜！

風太郎

ッ///////

一花

いやぁ…後が楽しみですなぁ〜

風太郎

くそぉ…

風太郎

…あ、そういえばビデオレター見たんだろ？

四葉

うん！見たよ！

風太郎

そっか…

風太郎

武田に感謝しなきゃな

一花

え？なんで武田君なの？

風太郎

えっだって

風太郎

あのビデオレター

武田に託したからな

一花

…え？

四葉

…え？

風太郎

武田…届けてくれたんだな

一花

ちょっと待ってよ！！

風太郎

な、なんだ？

一花

私達にビデオレターを
届けくれたのは

一花

洋介君っていう君の小学校の友達だよ！？！？

風太郎

…は？

風太郎

何言ってんだ…？

風太郎

俺の小学校の友達は

竹林と真田だけだぞ？

四葉

…嘘

四葉

じゃあ…

あの人は誰？

一花

待って…フータロー君

一花

言い難いんだけど…

一花

君は飛び降り自殺をしたんだよね？

風太郎

…あぁそういえば

風太郎

あの時俺は１回自殺をやめようとした

風太郎

でもあの時…

過去編

風太郎

……やっぱり

風太郎

死ぬの辞めようかな…

風太郎

こんな事しても

風太郎

なんの意味もない…

風太郎

…帰ろう

そう帰ろうとした次の瞬間

ドンッ！！

風太郎

ッ！？

？？？？？

……

風太郎

お前は…誰だ

？？？？？

…さよなら

？？？？？

上杉風太郎君

？？？？？

次の世界では

私と付き合ってね♡

そして風太郎はそのまま落下していき…

グシァッ！！！

現在

風太郎

って訳だ

一花

ちょっと待ってよ！！

一花

それって…

一花

自殺じゃなくて…

殺人

その言葉が脳裏を過ぎった

四葉

じゃ、じゃあその洋介って人も…

四葉

その…女の人ってこと？

一花

どういう事…？

一花

変装…してたって事…？

風太郎

…どうやら

風太郎

俺たちがこの世界に戻って来たのは…

風太郎

なんかの理由と陰謀が

あるみたいだな

謎の場所

？？？？？

あ、転生できたみたーい

？？？？？

ようやく私の計画が出来上がる！

？？？？？

ふふふふふふふふふふふふ

？？？？？

上杉風太郎君…いや

フーちゃん

？？？？？

絶対…私のものにしてやる

？？？？？

アハ…アハハハハハハハハハハハハ

アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ！！！！！！！！！

職員室

マルオ

『と言う訳だ』

零奈

なるほど上杉風太郎君ですか

零奈

確かに彼なら務まりますね

零奈

しかし…マルオ君が直々に
スカウトするなんて…驚きです

マルオ

『彼は、信頼に値する人だからね』

零奈

そうですか

零奈

これで娘達の成績が上がるといいですね

マルオ

『そうだね』

零奈

それでは、私は午後の授業の準備があるので…また後で

マルオ

『あぁ、また後で』

マルオは電話を切った

零奈

…上杉風太郎君

零奈

貴方なら娘達の赤点を回避してくれます…そう信じています

キャラ追加設定追加

中野零奈五つ子たちの生みの親であり実の教え子と再婚した人上杉風太郎に信頼を置いている

？？？？？前の世界で上杉風太郎を殺した人物上杉風太郎を狂う程愛している

上杉風太郎前の世界で自殺かと思いきや殺された風太郎この世界で、五つ子に愛の告白をした男もう彼女達からは逃げれないと思ってるらしい

風太郎

どーも、上杉風太郎です

風太郎

今回の話はどうだったでしょうか

風太郎

まさかの衝撃の事実に驚きを隠せないでしょうか？

風太郎

それとも…ちょっとキュンとしましたか？

風太郎

…この喋り方やめよう

風太郎

さぁ次回は

波乱の初家庭教師

風太郎

お楽しみに！！

風太郎

後、更新が遅れて

風太郎

ごめんなさい！！！！！