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過去編
美優には優秀な姉がいた。
姉は勉強も運動もできた。
両親「お姉ちゃんを見習いなさい」
美優
テストで90点。
母「あと10点取れたね」
運動会で一位。
父「次はもっと頑張ろう」
褒められない。 怒られもしない。
ただ、
「もっと」
と言われ続けた。
中学時代。
友人が泣きながら相談してきた。
美優
友人「……そうじゃない」
美優
友人「私は答えが欲しいんじゃない!」
友人は泣きながら去っていった。
美優はその場に立ち尽くした。
正しいことを言った。 間違ったことは言っていない。
なのに――
誰かを傷つけた。
その日から美優は、
「正しいこと」と「優しいこと」は違う
と知った。
コメント
1件
うわあ……短いのにずしりと来るエピソードでした。両親から「もっと」と言われ続ける描写が切なくて、正論で友達を傷つけた中学の場面も胸に刺さりますね。「正しいこと」と「優しいこと」の違いに気づいた美優のその後が気になります。ここからどう前に進むのか、続きを読みたいです。