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コメント
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あぁ、
比べられっ子
比べられっ子
お父さん
鬱先生
トン兄より劣ってるのは言われなくても解ってるよ
鬱先生
鬱先生
お父さん
僕をほっといて
左側が痛いから
鬱先生
何となく
差を感じて
トントン
生きてたけど背伸びしていた
トントン
鬱先生
トントン
A
B
C
D
E
F
G
どの選択肢を選ぼうと
失敗の方が多くて
鬱先生
また怪我しちゃった
痛いの痛いの飛んでけって
思っても意味無いこと頭によぎって
下して
いつの間にか泣き出した
鬱先生
トドメさせたらどれだけ楽だろう……
鬱先生
比べられっ子
比べられっ子
とっくに知ってるよ
大切なものバカにされてしまう運命なんだって
トントン
鬱先生
だから諦めたよ
もう諦めた
鬱先生
鬱先生
鬱先生
ちょっとだけ
少しだけど
ありのままで向き合っていた
V
W
＆
X
Ｙ
Z
どのチームに属してみても
失敗ばかり目立つようで
鬱先生
鬱先生
思ったら体ひとつでさえ動かなくて
蓋して好きなことを霞むから
鬱先生
眩しすぎるわ
比べられっ子
比べられっ子
それでも生きてるよ
大した結果も出せないのに図々しく生きてるよ
だから
息を吐いて
口を塞いだ
鬱先生
そしたら瞳閉じるの
終わりだね
平行線から交わって
トントン
鬱先生
あぁ、
比べられっ子
比べられっ子
とっくに知ってるよ！
最後の日まで報われそうにないことも
解ってるよ！
鬱先生
鬱先生
鬱先生
鬱先生
最初から知りたかったな
嫌いになっちゃった
比べられっ子
比べられっ子
僕に言ってるよ
周りがなんにも見えなくなって
勝手に決めつけてるよ
トントン
トントン
トントン
鬱先生
息を止めていた君を
抱きしめて
トントン
鬱先生
二人は手を繋いで
トントン
鬱先生
鬱先生
トントン
鬱先生
トントン
鬱先生
トントン
鬱先生
鬱先生
多分僕は
こうやってトン兄と他愛もない会話をしていたかったんやと思う
比べられず、普通の兄弟に憧れてたんやと思う
鬱先生
トントン
鬱先生
トントン
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